インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
更新可能なオンライン再編成の運用方法について説明します。
更新可能なオンライン再編成の運用手順を次の図に示します。
図4-9 更新可能なオンライン再編成の運用手順
pdls -d prc -c |
更新可能なオンライン再編成を複数回行う場合の運用手順を次の図に示します。
図4-10 更新可能なオンライン再編成を複数回行う場合の運用手順
まず,1回目のデータベースの再編成を,運用フェーズの項番1〜8の流れで実施します。
次のデータベースの再編成の対象RDエリアに,一つ前に行ったデータベースの再編成と同じものが含まれている場合,運用フェーズの項番9を行ってから運用フェーズの項番1〜8を実施します。一つ前に行ったデータベースの再編成と同じものが含まれていない場合は,そのまま運用フェーズの項番1〜8を実施します。つまり,あるRDエリアに対して連続して再編成を実施する場合は,運用フェーズ項番9(ペアボリュームの再同期)してから,やり直します。
必要な回数これらを繰り返し,すべての再編成が終了したら通常運用に戻ります。
データベースの再編成をRDエリア単位またはサーバ単位で実施すると,ペアボリュームの再同期をしないで次のデータベースの再編成ができて効率が良くなります。
更新可能なオンライン再編成の運用例を示します。ここで更新可能なオンライン再編成を行うRDエリアの構成は「4.3.1(2) 更新可能なオンライン再編成の準備例」で行ったものと同じとします。
pdorbegin -r "RDTBL","RDIDX","RDLOB" -q 1 -w 60 |
pdorbegin -t T1 -q 1 -w 60 -c ref |
pdrdrefls -e org -r RDTBL -s bes1 -l -d ',' -c ref |
pdorchg -s bes1 |
pdcopy -m /hirdb/rdarea/rdmast/rdmast00 -M r -r RDTBL,RDIDX,RDLOB -q 0 -b /bkdir/bkup01 -p /bkdir/list01 |
pdrorg -k rorg -t T1 -r RDTBL -q 0 -l p -n 128 /user/rorg/rorg01 |
pdcopy -m /hirdb/rdarea/rdmast/rdmast00 -M r -r RDTBL,RDIDX,RDLOB -q 0 -b /bkdir/bkup02 -p /bkdir/list02 |
pdorend -s bes1 |
pdpfresh -s bes1 |
pdls -d prc -c |
HOSTNAME:h9000vr4(183629) STATUS PID UID GID SVID TIME PROGRAM C-PID C GRP L 28 439 200 bes1 183545 pdhold 3324(172.18.32.25) PC |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.