インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
「オリジナルRDエリアに障害が発生した」,または「ログファイルが不足する」などの理由でオンライン再編成実行を中止する場合,追い付き反映コマンド(pdorend)に-uオプションを指定して実行することにより,更新可能なオンライン再編成状態を取り消すことができます。
カレントデータベースの切り替え後に取り消した場合,業務はレプリカDBで続行します。オリジナルRDエリアは,データ不整合が発生しているため,データを参照できません。オリジナルRDエリアは業務終了後,回復する必要があります。更新可能なオンライン再編成の取り消し方法については,次の表を参照してください。
表4-5 更新可能なオンライン再編成の取り消し
取り消しのタイミング | 操作 |
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カレントデータベース切り替え実行前 | pdorbeginに-uオプションを指定して実行し,更新可能なオンライン再編成の状態を取り消してください。 RDエリア指定の場合 pdorbegin -r "RDTBL","RDIDX","RDLOB" -u 表指定の場合 pdorbegin -t T1 -c ref -u -c:参照制約関係にある表の関連RDエリアを,実行対象へ含める場合に指定します。 |
カレントデータベース切り替え実行以降 | pdorendに-uオプションを指定して実行し,更新可能なオンライン再編成の状態を取り消してください。 取り消したあとは,レプリカRDエリアで業務を継続できます。オリジナルRDエリアは,データ不整合が発生しているため,データを参照しないでください。次のどちらかの方法でマスタDBを回復する必要があります。 方法1 HiRDBを停止しないで,アクセスを制限し,マスタDBを回復する。
方法2 HiRDBを停止して,マスタDBを回復する。
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