スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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付録D.7 グローバルバッファの動的変更

HiRDB Advanced High Availabilityを導入して,pd_dbbuff_modifyオペランドにYを指定することをお勧めします。そうすると,HiRDBの稼働中にグローバルバッファを追加,変更,又は削除できます。これをグローバルバッファの動的変更といいます。例えば,次に示す場合にグローバルバッファを動的変更してください。

動的変更したグローバルバッファの情報はHiRDBを正常終了又は計画停止すると無効になるため,HiRDBを終了したときにpdbufferオペランドの指定値を変更してください。なお,システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用すると,HiRDBの稼働中にpdbufferオペランドの指定値を変更できます。

グローバルバッファの動的変更については,「9.3 HiRDBの稼働中にグローバルバッファを追加,変更,又は削除する方法(グローバルバッファの動的変更)」を参照してください。システム構成変更コマンドでHiRDBシステム定義を変更する方法については,「9.2 HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。