スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
サーバプロセス,又はクライアントの強制終了時などに,HiRDBは$PDDIR/spool下にトラブルシュート情報を出力します。また,コマンド又はユティリティを[Ctrl+C]キーを押すなどして途中終了させると,$PDDIR/tmp下にコマンド又はユティリティが出力した作業用一時ファイルが削除されないで残ります。これらのファイルを残しておくと,HiRDB運用ディレクトリがあるディスクの容量を圧迫する原因になります。HiRDB運用ディレクトリがあるディスクの容量が不足するとHiRDBが異常終了することがあるため,HiRDBは次に示すファイルを定期的に削除します。
通常は24時間ごとに削除します。この削除間隔をpd_spool_cleanup_intervalオペランドで変更できます。また,pd_spool_cleanup_interval_levelオペランドで指定した日より前に出力されたファイルだけを削除するという指定ができます。
このほかにも,pdcspoolコマンドでトラブルシュート情報ファイルを削除できます。作業用一時ファイル($PDDIR/tmp下のファイル)も削除できます。
なお,pdcspoolコマンドのオプション又はpd_spool_cleanup_interval_levelオペランドの指定で,削除するトラブルシュート情報を選択できます。
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