スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
26.13.4 HiRDBの終了方法(モニタモードの場合)
HiRDBの終了方法(モニタモードの場合)を次の表に示します。
表26-44 HiRDBの終了方法(モニタモードの場合)
条件 |
終了方法 |
実行系及び待機系の両方を終了する場合 |
- pdstopコマンドで実行系HiRDBを終了します。
- クラスタソフトウェアのコマンド(HAモニタの場合はmonendコマンド)で実行系及び待機系の両方を終了します。
|
待機系だけを終了する場合 |
クラスタソフトウェアのコマンド(HAモニタの場合はmonsbystpコマンド)で待機系を終了します。 |
- MC/ServiceGuard使用時の注意事項
- pdstopコマンドでHiRDBを終了しないでMC/ServiceGuardのコマンドでパッケージを終了すると,HiRDBは強制終了したことになります。このため,次回の開始時には必ず再開始になります。また,HiRDBを強制終了すると,データベースの整合性を保証できません。したがって,パッケージを終了する場合は,pdstopコマンドでHiRDBを終了(正常終了又は計画停止)した後にパッケージを終了するようにしてください。
- VERITAS Cluster Server使用時の注意事項
- すぐにシステムを停止する必要がない場合は,最初にpdstopコマンドでHiRDBを正常終了します。次にVERITAS Cluster Serverのコマンドで系を終了すると,各リソースが親リソースから順にオフラインになりVERITAS Cluster Serverが停止します。このとき,既にHiRDBが終了しているため,offlineスクリプト内のpdstopコマンドの実行結果がエラーになりますが問題ありません。
- HiRDBを正常終了しないでVERITAS Cluster Serverのコマンドで系を終了すると,offlineスクリプト内のpdstopコマンドでHiRDBが終了するため,HiRDBの終了モードが強制終了になります。HiRDBを強制終了すると,データベースの整合性が保証できなくなるため,まずHiRDBを正常終了してください。
- ClusterPerfect使用時のHiRDBの終了方法
- 「リソース1」又は「リソース2」の画面でサーバ(HiRDB)を停止してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.