スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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15.3.1 RDエリアを拡張する前に

<この項の構成>
(1) 容量を拡張できるRDエリア
(2) RDエリアを拡張するときは?
(3) 注意事項

(1) 容量を拡張できるRDエリア

容量を拡張できるRDエリアを次に示します。

(2) RDエリアを拡張するときは?

次の場合にRDエリアを拡張します。

  1. 表の行数が増加してデータが格納できなくなった場合
  2. RDエリアの再初期化の方法ではRDエリアの容量を増やせない場合(RDエリアの再初期化については,「15.4 RDエリアの容量を大きく,又は属性を変更する方法(RDエリアの再初期化)」を参照してください)
  3. 一つのRDエリアを複数のHiRDBファイルで構成してもよい場合

(3) 注意事項

  1. HiRDBファイル数を増やす場合はpd_max_file_noオペランドの値に注意してください。RDエリアを構成する全HiRDBファイル数がこのオペランドの値を超える場合はRDエリアを追加できません。
  2. 拡張するRDエリアを次に示す状態にする必要があります。
    • RDエリアが障害閉塞状態の場合は,障害閉塞となった要因を取り除いた後にpdrelsコマンドで閉塞状態を解除してください。
    • RDエリアがクローズ状態の場合は,pdopenコマンドでオープン状態にしてください。