スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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13.16 別表へのデータの移行方法

実行者 HiRDB管理者,DBA権限保持者,及び表の所有者

別表へデータを移行できます。データを移行するには,pdrorg及びpdloadコマンドを実行します。移行元の表定義と移行先の表定義が同じかどうかによって,移行方法が異なります。次に示す項目が同じ場合,表定義が同じとなります。

表定義が同じ表へのデータの移行方法を図13-89に示します。表定義が異なる表へのデータの移行方法を図13-90に示します。

図13-89 表定義が同じ表へのデータの移行方法

[図データ]

図13-90 表定義が異なる表へのデータの移行方法

[図データ]

留意事項
  • データの移行後,移行先の表に対して,必要があれば最適化情報収集ユティリティ(pdgetcstコマンド)を実行してください。最適化情報収集ユティリティの実行要否については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
  • 別のHiRDBシステムに表を移行する場合,表に抽象データ型の列が定義されている場合,データベース再編成ユティリティ(pdrorgコマンド)で抽象データ型のデータをアンロードするときにコンストラクタパラメタ逆生成関数を使う必要があります。
<この節の構成>
13.16.1 例題1(表定義が同じ表へデータを移行する場合)
13.16.2 例題2(表定義が異なる表へデータを移行する場合)
13.16.3 例題3(XML型の列を含むデータを,表単位で移行する場合)
13.16.4 列構成情報ファイルの指定例