スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
シンクポイントダンプの取得間隔をpd_log_sdintervalオペランドで設定してください。シンクポイントダンプの取得間隔は,次に示す条件で設定できます。
シンクポイントダンプの取得間隔を短くすれば,HiRDBを再開始するときのデータベース回復に掛かる所要時間が短くなります。ただし,シンクポイントダンプの取得回数が増えるため,オンライン中の性能が低下する場合があります。
逆に,シンクポイントダンプの取得間隔を長くすれば,HiRDBを再開始するときのデータベース回復に掛かる所要時間が長くなります。ただし,シンクポイントダンプの取得回数が減るため,オンライン中の性能が向上する場合があります。
シンクポイントダンプがどの程度の間隔で取得されているかは,統計解析ユティリティのシステムの稼働に関する統計情報の「シンクポイントダンプ取得間隔時間(SYNC POINT GET INTERVAL)」で確認できます。
シンクポイントダンプの取得間隔のチューニング方法については,「22.4 シンクポイントダンプの取得間隔のチューニング」を参照してください。
昼間(9:00〜18:00)は更新系トランザクションが少なく,夜間(18:00〜9:00)は更新系トランザクションが多い場合のシステムを例にします。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.