スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
デファードライト処理の並列WRITE機能とは,デファードライトの書き込み処理を複数のプロセスで並列に実行する機能です。並列WRITE機能を使用する場合としない場合の概要を次の図に示します。
図12-3 デファードライト処理の並列WRITE機能の概要
書き込み処理を複数の並列処理用デファードWRITEプロセスで実行するため,ディスクへの書き込み時間が短縮されます。
pd_dfw_awt_processオペランドに書き込み処理をする並列処理用デファードWRITEプロセス数を指定します。また,デファードライトトリガの要求比率をpd_dbbuff_rate_updpageオペランドに指定します。なお,pd_dfw_awt_processオペランドの記述がない場合,デファードライト処理の並列WRITE機能は無効になります。
デファードライト処理の並列WRITE機能を指定すると,並列処理用デファードWRITEプロセス数が増加するため,CPU利用率が上がります。
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