スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

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10.2 HiRDBファイルシステム領域の設計

HiRDBのシステム構築時に,HiRDBファイルを作成するHiRDBファイルシステム領域を作成します。ここでは,HiRDBファイルシステム領域を作成するときの設計方針について説明します。

HiRDBファイルシステム領域は,次に示す用途ごとに作成することをお勧めします。これによって,用途やアクセス特性の異なるファイルへの入出力が競合することを回避できます。また,通常ファイルを使用する場合,用途を明示することによる書き込み性能の向上のほか,用途に応じたデバイスを割り当てられます。

<この節の構成>
10.2.1 RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域の設計
10.2.2 システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域の設計
10.2.3 作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域の設計
10.2.4 ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域の設計
10.2.5 リスト用RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域の設計
10.2.6 HiRDBファイルシステム領域の最大長