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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.2 表の作成

UAP履歴情報取得機能で使用する表の作成および再作成の方法について説明します。

ユーザは,TP1/EEを開始する前に,UAP履歴情報取得機能で使用する表をHiRDB上に作成します。UAP履歴情報取得機能で使用する表は,次の2種類に分類されます。

履歴情報表とは,ee_trn_uap_put関数,または,CBLEETRN('UAPPUT ')関数で取得するUAP履歴情報(ユーザデータと入力データ)およびTP1/EEが取得するUAP履歴情報(出力データ)を格納するための表です。TP1/EEでは複数の履歴情報表を1つのグループとして管理します。このグループのことを,UAP履歴情報グループといいます。オンライン中のUAP履歴情報取得やスワップなどは,このUAP履歴情報グループ単位で実行されます。履歴情報表は取得用履歴情報表作成コマンド(eeaphtblh)で作成します。

グループ管理表とは,UAP履歴情報グループを管理するための表です。グループ管理表はUAP履歴情報グループ作成コマンド(eeaphgrph)で作成します。

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