24.2.3 表の再作成
UAP履歴情報取得機能で使用する表を作成したあとでTP1/EEの環境を変更した場合,変更の内容によっては表の再作成が必要になります。変更後の環境で,表を再作成しないでTP1/EEを起動した場合TP1/EEの起動に失敗します。
また,一度作成した表の構成を変更したい場合についても,表の再作成が必要になります。
ここで,グループ管理表の再作成とは,UAP履歴情報グループ削除コマンド(eeaphgrprmh)でグループ管理表を削除したあとで,UAP履歴情報グループ作成コマンド(eeaphgrph)で再度グループ管理表を作成することをいいます。グループ管理表を削除すると,当該UAP履歴情報グループに登録しているすべての履歴情報表も削除されます。グループ管理表だけを削除することはできません。
履歴情報表の再作成とは,取得用履歴情報表削除コマンド(eeaphtblrmh)で履歴情報表を削除したあとで,取得用履歴情報表作成コマンド(eeaphtblh)で再度履歴情報表を作成することをいいます。
- 〈この項の構成〉
(1) グループ管理表の再作成
グループ管理表の再作成が必要となる変更を次に示します。
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当該UAP履歴情報グループを使用するTP1/EEのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドおよびtrnaphputid定義コマンドの-uオプションに指定するUAP履歴情報グループ名の変更
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当該UAP履歴情報グループを使用するTP1/EEのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドの-zオプションの指定値を,UAP履歴情報グループ作成コマンド(eeaphgrph)の-zオプションの指定値よりも小さくする変更
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UAP履歴情報グループ作成コマンド(eeaphgrph)の次のオプションに指定した値の変更
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-uオプションに指定したUAP履歴情報グループ名
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-zオプションに指定した最大履歴情報長
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-bオプションに指定した表格納用RDエリア名
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-iオプションに指定したインデクス格納用RDエリア名
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-kオプションに指定した分割行数
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-mオプションに指定した通番採番方法
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しかし,次に示す変更については,グループ管理表の構成を変更すれば再作成する必要はありません。グループ管理表の構成変更は,UAP履歴情報グループ構成変更コマンド(eeaphmodh)で実行します。
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当該UAP履歴情報グループを使用するTP1/EEのRPC関連定義のnode_idオペランドの変更
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UAP履歴情報グループ作成コマンド(eeaphgrph)の次のオプションに指定した値の変更
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-nオプションに指定したTP1/EEのノード識別子
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(2) 履歴情報表の再作成
履歴情報表の再作成が必要となる変更を次に示します。
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取得用履歴情報表作成コマンド(eeaphtblh)の次のオプションに指定した値の変更
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-uオプションに指定した本履歴情報表を登録するUAP履歴情報グループ名
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-tオプションに指定した履歴情報表名
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-cオプションに指定した最大履歴情報数
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-bオプションに指定した表格納用RDエリア名
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-iオプションに指定したインデクス格納用RDエリア名
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-jオプションに指定した分割キーインデクス格納用RDエリア名
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