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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.2.1 UAP履歴情報グループの構成

1つのUAP履歴情報グループに対して1つのグループ管理表が存在します。また,1つのUAP履歴情報グループには,最大1,000個の履歴情報表を登録できます。1つの履歴情報表を複数のUAP履歴情報グループに登録することはできません。

1つのUAP履歴情報グループ内のグループ管理表と履歴情報表は,それぞれ異なるRDエリアに作成できます。RDエリアに障害が発生した場合に備えて,それぞれの表を異なるRDエリアに作成することをお勧めします。しかし,1つのUAP履歴情報グループ内のすべての表は同じHiRDBサーバの同じスキーマに作成する必要があります。UAP履歴情報グループが異なる場合は,異なるHiRDBサーバまたは異なるスキーマに作成できます。

UAP履歴情報グループの構成の正しい例を図24-1,正しくない例を図24-2にそれぞれ示します。

図24‒1 UAP履歴情報グループの構成例(正しい例)

[図データ]

図24‒2 UAP履歴情報グループの構成例(正しくない例)

[図データ]