eememls
形式
eememls -g サービスグループ名 〔-u〕
機能
コマンド実行時のメモリの使用状況を標準出力に出力します。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
メモリの使用状況を表示するサービスグループ名を指定します。
●-u
使用中のユーザ用FREE属性セグメント数を表示します。
-uオプションを省略した場合,メモリ全体の使用状況を表示します。
出力形式
●-uオプションを省略した場合
次に示すメモリ情報を標準出力に出力します。
-
メモリの全体サイズ(TP1/EEの初期化処理時に確保したメモリサイズ+追加確保したメモリサイズ)
-
TP1/EEの初期化処理時に確保したメモリサイズ
-
オンライン中に追加確保したメモリのサイズ
-
システム領域
-
COBOL用ワーク領域※1
-
XDB用ワーク領域(XDBPOOL)※2
-
XTC用ワーク領域(XTCPOOL)※3
-
大量処理用システム領域(MPSPOOL)※4
-
OBM用システム領域(OBMPOOL)※5
-
ユーザ用テーブル領域
-
ユーザ用ワーク領域
-
共用ワーク領域
-
大量処理用ユーザ領域(MPUPOOL)※4
-
システムバッファ領域
- 注※1
-
COBOL用メモリ管理機能を使用する場合(メモリ関連定義のmemory_cobol_area_sizeオペランド,またはmemory_cobol_area_thd_sizeオペランドで指定)だけ表示します。COBOL用メモリ管理機能を使用しない場合は,表示しません。
- 注※2
-
XDBを使用する場合(プロセス関連定義のxdb_useオペランドにYを指定)だけ表示します。XDBを使用しない場合は,表示しません。
- 注※3
-
XTCを使用する場合(プロセス関連定義のxtc_useオペランドにYを指定)だけ表示します。XTCを使用しない場合は,表示しません。
- 注※4
-
大量処理用メモリ管理機能を使用する場合(XTCサービス定義のメモリ関連定義のmemory_mdpsys_area_sizeオペランドおよびmemory_mdpusr_area_sizeオペランドで指定)だけ表示します。大量処理用メモリ管理機能を使用しない場合は,表示しません。
- 注※5
-
OBM機能用メモリ管理機能を使用する場合(TP1/FSPのメモリ関連定義のmemory_obm_area_sizeオペランドで指定)だけ表示します。OBM機能用メモリ管理機能を使用しない場合は,表示しません。
出力形式を次に示します。
日本語の出力形式を次に示します。
英語の出力形式を次に示します。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
aa....aa |
サービスグループ名 |
bb....bb |
全体メモリサイズ,初期メモリサイズ,拡張メモリサイズ(バイト) |
cc....cc |
領域確保サイズ(バイト) |
dd....dd |
領域使用サイズ(バイト) |
eeee |
領域使用率(%)(小数点以下切り捨て) 計算できない場合は,「-」を表示します。 |
ffffffff |
セグメントサイズ(バイト) 管理領域のサイズを含めた,セグメント全体のサイズです。 |
ggggggg |
セグメント確保数 |
hhhhhhh |
セグメント使用数 セグメントの使用状況によって,7けたを超える場合があります。 |
iiii |
セグメント使用率(%) セグメントの使用状況によって,4けたを超える場合があります。計算できない場合は,「-」を表示します。 |
jjjjjjjjjj |
セグメント最大使用数 |
yy/mm/dd hh:mm:ss |
セグメント最大数使用日時 「年/月/日△時:分:秒」の形式で表示します。年は西暦の下2けたで表示します。セグメントの最大数を使用していない場合は,「-」を表示します。 |
●-uオプションを指定した場合
日本語の出力形式を次に示します。
プロセスのメモリ使用状況(サービスグループ名:aa....aa) セグメント情報 使用中のユーザ用FREE属性セグメント数 bb....bb
英語の出力形式を次に示します。
Status of memory used by process (service group name : aa....aa) Segment information Number of FREE-attribute segments for using user bb....bb
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
aa....aa |
サービスグループ名 |
bb....bb |
ユーザ用の使用中FREE属性セグメント数 |
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95101-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95102-E |
フラグ引数が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95104-E |
オプションの組み合わせが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95105-E |
コマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95106-E |
領域の確保に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95107-E |
内部矛盾が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95120-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |