eedbqclr
形式
eedbqclr -g サービスグループ名 -q DBキュー名
機能
通番初期化属性があるDBキューの書き込み通番,および読み出し通番を0で初期化します。未読み出しメッセージはすべて破棄します。初期化した通番を元に戻したり,破棄したメッセージを読み出したりはできません。
このコマンドは,次の条件をすべて満たしている場合に実行できます。条件を満たしていない場合はエラーとなります。
-
コマンドを実行するサーバが,初期化するDBキューから読み出すサーバである。
-
読み出し停止状態である。
-
書き込み抑止状態である。
-
対象となるDBキューに対してメッセージの読み出し,スキップ,または初期化を実行しているトランザクションがない。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
通番を初期化するTP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。
●-q DBキュー名 〜〈1〜27文字の英大識別子〉
通番を初期化するDBキュー名を指定します。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95600-E |
メモリを確保できません。 |
標準エラー出力 |
KFSB95601-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95602-E |
コマンドのオプションが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95619-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
KFSB95629-I |
コマンドを受け付けました。 |
標準出力 |
KFSB95650-E |
TP1/EEプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95651-E |
コマンドプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
注意事項
このコマンドが成功しても,同期点処理で障害が発生すると通番は初期化されません。このコマンドが成功した場合は,eedbqlsコマンドで通番が初期化されたかどうかを確認してください。