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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


eedbqclr

〈このページの構成〉

名称

DBキューの通番初期化

形式

eedbqclr -g サービスグループ名
         -q DBキュー名

機能

通番初期化属性があるDBキューの書き込み通番,および読み出し通番を0で初期化します。未読み出しメッセージはすべて破棄します。初期化した通番を元に戻したり,破棄したメッセージを読み出したりはできません。

このコマンドは,次の条件をすべて満たしている場合に実行できます。条件を満たしていない場合はエラーとなります。

オプション

●-g サービスグループ名  〜〈1〜31文字の識別子〉

通番を初期化するTP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

●-q DBキュー名  〜〈1〜27文字の英大識別子〉

通番を初期化するDBキュー名を指定します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95600-E

メモリを確保できません。

標準エラー出力

KFSB95601-E

コマンドの形式が不正です。

標準エラー出力

KFSB95602-E

コマンドのオプションが不正です。

標準エラー出力

KFSB95619-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFSB95629-I

コマンドを受け付けました。

標準出力

KFSB95650-E

TP1/EEプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。

標準エラー出力

KFSB95651-E

コマンドプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。

標準エラー出力

注意事項

このコマンドが成功しても,同期点処理で障害が発生すると通番は初期化されません。このコマンドが成功した場合は,eedbqlsコマンドで通番が初期化されたかどうかを確認してください。