eedbqclrh
形式
eedbqclrh -q DBキュー名
機能
通番初期化属性があるDBキューの書き込み通番,および読み出し通番を0で初期化します。未読み出しメッセージはすべて破棄します。初期化した通番を元に戻したり,破棄したメッセージを読み出したりはできません。
このコマンドによる強制初期化と次のトランザクションが競合すると,次のトランザクションがロールバックすることがあります。
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DBキューからのメッセージを読み出し中のトランザクション
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DBキューのメッセージをスキップ中のトランザクション
オプション
●-q DBキュー名 〜〈1〜27文字の英大識別子〉
通番を初期化するDBキュー名を指定します。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95600-E |
メモリを確保できません。 |
標準エラー出力 |
KFSB95601-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95602-E |
コマンドのオプションが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95613-E |
SQL実行時にエラーが発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95618-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
KFSB95648-I |
通番を初期化しました。 |
標準出力 |
注意事項
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このコマンドは,HiRDBのクライアント環境定義の指定値に従ってHiRDBに接続します。このため,HiRDBのクライアント環境定義(PDHOST,PDNAMEPORT,およびPDUSER)を設定しておく必要があります。HiRDBのクライアント環境定義については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
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このコマンドは,HiRDBのクライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに実行するコマンド名を設定してからHiRDBに接続します。
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HiRDBのエラーログファイルを取得してください。
HiRDBでエラーが発生した場合,KFSB95613-EメッセージのSQLCODEにHiRDBのリターンコードを表示します。このリターンコードに対応するメッセージIDを基に,X/OpenのTXインタフェースを使用しない場合に作成されるHiRDBのエラーログファイルを参照し,原因を取り除きます。HiRDBのエラーログファイルについては,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
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このコマンドは,DBキューからメッセージを読み出すTP1/EEが停止しているときに使用してください。メッセージを読み出すTP1/EEがオンライン中の場合は,eedbqclrコマンドを使用してください。オンライン中にこのコマンドを実行してもメッセージを読み出すTP1/EEが通番初期化を検知しない場合があります。通番初期化を検知しない状態で,該当するDBキューにアクセスするコマンドおよびAPIを実行すると,コマンドおよびAPIがエラーになります。