6.5.2 サブジョブの再実行設定を登録する方法
サブジョブの再実行設定を登録する手順は次のとおりです。
(1) 操作方法
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[JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)の機能メニューで[ステータス監視]を選択する。
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リストエリアで,ジョブネットを選択する。
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[表示]−[ジョブネットモニタ]−[状態]または[結果]を選択する。
[ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されます。
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マップエリアに表示されているグリッド実行ジョブのアイコンを選択する。
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[表示]−[詳細情報]を選択する。
[モニタ詳細−[アイコン名]]ダイアログボックスが表示されます。
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[一覧]ボタンをクリックする。
[サブジョブ一覧表示]ウィンドウが表示されます。
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サブジョブリストで,再実行するサブジョブの行を選択する。
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[サブジョブ]−[再実行設定の登録]を選択する。
選択したサブジョブの再実行設定を登録するかどうかを確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
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[はい]ボタンをクリックする。
選択したサブジョブの中に再実行設定の登録時に警告表示するサブジョブが1つでも含まれていると,警告を促すメッセージダイアログボックスが表示されるため,登録を継続する場合には10.に進んでください。警告表示するサブジョブが含まれていない場合には,[サブジョブ一覧表示]ウィンドウのサブジョブリストの[再実行対象設定](再実行対象とする設定)と[再実行優先設定](先行するグリッドジョブの実行結果を参照しないようにする設定)が[ON](有効)となります。また,選択したサブジョブと同じデータ識別子のデータを処理対象とするすべてのサブジョブの再実行対象設定も[ON](有効)となります。
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[はい]ボタンをクリックする(警告表示するサブジョブが含まれている場合だけ)。
[サブジョブ一覧表示]ウィンドウのサブジョブリストの[再実行対象設定](再実行対象とする設定)と[再実行優先設定](先行するグリッドジョブの実行結果を参照しないようにする設定)が[ON](有効)となります。また,選択したサブジョブと同じデータ識別子のデータを処理対象とするすべてのサブジョブの再実行対象設定も[ON](有効)となります。
(2) 注意事項
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再実行設定の登録は,サブジョブを再実行対象とする操作のため,実際に再実行するためには,再実行設定を登録したあとに,[ジョブネットモニタ]ウィンドウからグリッドジョブを再実行する必要があります。グリッドジョブを再実行する手順については,「6.5.1 グリッドジョブを再実行する方法」を参照してください。
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単体グリッドジョブの再実行では,前回実行したときの状態によって実行されるジョブが決定され,グリッド実行ジョブが再実行される場合に,再実行対象であるサブジョブが実行されます。単体グリッドジョブの再実行で実行するジョブについては,「2.5.5 単体グリッドジョブの再実行」を参照してください。
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グリッド終了ジョブの実行後は,サブジョブに対して再実行設定を登録できません。