Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)
この節で説明するメッセージの言語種別には,英語,または日本語が選択できます。デフォルトでは,英語のメッセージが出力されます。メッセージの言語種別は,LANG環境変数の値に従います。LANG環境変数の値と出力メッセージの言語種別については,「表8-7 LANG環境変数の値と出力メッセージの言語種別」を参照してください。
表8-7 LANG環境変数の値と出力メッセージの言語種別
LANG環境変数の値 出力メッセージの言語種別 ja_JP.SJIS 日本語(シフトJISコード) ja_JP.eucJP 日本語(EUCコード) ja_JP.SJIS,ja_JP.eucJP以外 英語(ASCIIコード)
メモリ確保に失敗しました。(aa...aa:bb...bb)
Could not allocate memory. (aa...aa:bb...bb)
- 説明
- アラート情報を保存するメモリの確保に失敗しました。
- aa...aa:プログラムライン(16進数)
- bb...bb:メモリ確保サイズ(16進数)
- 対処
- HDLMドライバが正常に開始しているか確認してください。開始していないか,エラー状態の場合,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
IOCTL(aa...aa)の処理を開始します。
IOCTL processing (aa...aa) will now start.
- 説明
- IOCTL要求を受け付けました。
- aa...aa:IOCTLコード(16進数)
- 対処
- 特にありません。
IOCTL(aa...aa)の処理は正常に完了しました。
IOCTL processing (aa...aa) completed normally.
- 説明
- IOCTL要求を正常に処理しました。
- aa...aa:IOCTLコード(16進数)
- 対処
- 特にありません。
IOCTL(aa...aa)の処理に失敗しました。(bb...bb:cc...cc)
Could not process the IOCTL(aa...aa). (bb...bb:cc...cc)
- 説明
- IOCTL要求は正常に処理されませんでした。
- aa...aa:IOCTLコード(16進数)
- bb...bb:errno(16進数)
- cc...cc:0
- 対処
- HDLMコマンドやHDLMマネージャのメッセージを確認して,対処してください。適切な対処方法が不明な場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
ログ情報をログバッファに書き込めませんでした。(aa...aa:bb...bb)
Could not write log information into the log buffer. (aa...aa:bb...bb)
- 説明
- フィルタドライバからのログ情報がメモリ確保の失敗によって,ログバッファに書き込まれないで破棄されました。
- aa...aa:メッセージコード(16進数)
- bb...bb:バッファサイズ(16進数)
- 対処
- ほかにエラーが発生していないか確認してください。書き込みに失敗したログ情報は破棄されます。ほかにエラーが発生していない場合,実メモリサイズを見直してください。
- 実メモリが不足している場合は,実メモリを増設してください。
- 実メモリが不足していない場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
緊急情報を緊急情報バッファに書き込めませんでした。(aa...aa:bb...bb)
Could not write emergency information into the emergency information buffer. (aa...aa:bb...bb)
- 説明
- フィルタドライバからの緊急情報がメモリ確保の失敗によって,緊急情報バッファに書き込まれないで破棄されました。
- aa...aa:メッセージコード(16進数)
- bb...bb:バッファサイズ(16進数)
- 対処
- ほかにエラーが発生していないか確認してください。書き込みに失敗した情報は破棄されます。ほかにエラーが発生していない場合,実メモリサイズを見直してください。
- 実メモリが不足している場合は,実メモリを増設してください。
- 実メモリが不足していない場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, Hitachi, Ltd.