分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編
メッセージを入力した論理端末に送信する応答メッセージのうち,一つのセグメントを送信します。必要なセグメントの数だけdc_mcf_reply関数を発行することによって,一つの論理メッセージを送信できます。
セグメントを送信する領域の形式を次に示します。Lは,バッファ形式1の場合は8バイト,バッファ形式2の場合は4バイトです。
{DCMCFESI|DCMCFEMI}〔|{DCMCFBUF1|DCMCFBUF2}〕
リターン値 | リターン値 (数値) |
意味 |
---|---|---|
DCMCFRTN_00000 | 0 | 正常に終了しました。 |
DCMCFRTN_71002 | -12002 | メッセージキューへの出力処理中に障害が発生しました。 |
メッセージキューが閉塞しています。 | ||
メッセージキューが割り当てられていません。 | ||
セグメント長に32000バイトを超える値を設定しています。 | ||
MCFが終了処理中のため,メッセージの送信を受け付けられません。 | ||
DCMCFRTN_71003 | -12003 | メッセージキューが満杯です。 |
DCMCFRTN_71004 | -12004 | メッセージを格納するバッファを,メモリ上に確保できませんでした。 |
DCMCFRTN_71108 | -12108 | メッセージを送信しようとしましたが,送信先の管理テーブルを確保できませんでした。 |
プロセスのローカルメモリが不足しています。 | ||
DCMCFRTN_72000 | -13000 | <MHPの実行でリターンした場合>
|
<SPPの実行でリターンした場合> SPPではdc_mcf_reply関数を呼び出せません。 |
||
DCMCFRTN_72001 | -13001 | 該当する論理端末では,関数を呼び出せません。 |
DCMCFRTN_72005 | -13005 | 先頭セグメントまたは中間セグメントを送信するdc_mcf_reply関数で,長さが0バイトのセグメントを送信しています。 |
DCMCFRTN_72008 | -13008 | 最終セグメントを送信するdc_mcf_reply関数を呼び出したあとに,再びdc_mcf_reply関数を呼び出しています。 |
dc_mcf_execap関数を呼び出して応答型(type=ans)のMHPを起動させたあとに,dc_mcf_reply関数を呼び出しています。 | ||
DCMCFRTN_72016 | -13016 | actionに設定した値が間違っています。 |
opcdに設定した値が間違っています。 | ||
resv01,resv02またはresv03に設定した値が間違っています。 | ||
引数に設定した値に間違いがあります。 | ||
DCMCFRTN_72026 | -13026 | actionに設定したセグメント種別(DCMCFESIまたはDCMCFEMI)の値が間違っています。 |
DCMCFRTN_72041 | -13041 | 送信するメッセージの内容がありません。単一セグメントを送信するdc_mcf_reply関数で,長さが0バイトのセグメントを送信しています。 |
上記以外 | − | プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。 |
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