分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編
メッセージは,UAPでセグメント単位に分割してシステム間で送受信をします。
メッセージの送信時,TP1/NET/OSAS-NIFは,UAPから受け取ったメッセージをセグメント単位で相手システムへ送信します。このとき,TP1/NET/OSAS-NIFはセグメントの先頭にNIFヘッダを付けます。送信できる1セグメントの長さは,1〜32000バイトです。ただし,相手システムによって,受信できるセグメント長が異なりますので確認してから送信してください。
また,メッセージの受信時は,相手システムから受信したメッセージをセグメント単位でUAPへ渡します。受信できる1セグメントの長さは1〜65462バイトです。
メッセージを送受信するときのメッセージの形式の変化について,次の図に示します。
UAPがメッセージ送受信の関数で処理するセグメントの先頭には,MCFで使用するヘッダ領域があります。このヘッダ領域の長さによって,バッファ形式1とバッファ形式2があります。通常,バッファ形式1を使用します。
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