Connector .NETで利用できるクラス

分散トランザクション処理機能　TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引

Connector .NETで利用できるクラスの一覧を次に示します。

表5-1　Connector .NETで利用できるクラスの一覧

名前空間	クラス名	説明
Hitachi.OpenTP1.Connector	IndexedRecord	ArrayList型のレコードクラスです。 TP1ConnectionクラスのExecuteメソッドの入出力パラメタとして使用します。
	MessageBuffer	インデクスドレコードの入出力電文の電文保持領域として内部にバッファを持ちます。保持しているバッファはTP1ConnectionManagerクラスが管理しているバッファプールから割り当てられたものです。
	RpcInfo	アプリケーションがOpenTP1のSPP（SPP.NET）に対してリモートプロシジャコール（RPC）機能を実行するために必要な追加情報をTP1Connectionクラスに渡すために使用します。
	TcnIllegalArgumentException	メソッド呼び出し時のパラメタに不正な引数を指定した場合にスローされる例外です。
	TcnIllegalStateException	不正または不適切なタイミングにメソッドが呼び出された場合にスローされる例外です。
	TcnNotUsedException	指定された機能が使用できないときにスローされる例外です。
	TcpipConnection	MHPまたは他システムとTCP/IP通信を行う機能を提供します。
	TcpipInfo	アプリケーションがMHPまたは他システムに対してTCP/IP通信機能を使用するために必要な追加情報をTcpipConnectionに渡すために使用します。
	TP1Connection	OpenTP1と対話する機能を提供します。
	TP1ConnectionManager	OpenTP1との対話に必要なさまざまなオブジェクト（コネクション，レコードなど）を取得する機能を提供します。
	TP1ConnectorError	TP1ConnectorErrorの概要の説明です。
	TP1ConnectorException	Connector .NETで利用されるExceptionクラスのルートとなるExceptionクラスです。
Hitachi.OpenTP1.ServiceModel.TP1Integration	TP1IntegrationBehavior	TP1IntegrationBindingのEndpointの設定が正しいかどうかを検証する機能を提供します。
	TP1IntegrationBinding	OpenTP1へのサービス要求を実現するBindingを提供します。
	TP1RpcClient	WCFのクライアントから，TP1IntegrationBindingによるOpenTP1へのサービス要求を可能にする機能を提供するWCFのプロキシクラスです。