名前空間

Hitachi.OpenTP1.Connector

継承関係

System.Object
  +- Hitachi.OpenTP1.Connector.TP1Connection

実装インタフェース

Hitachi.OpenTP1.Connector.ITP1Connection

System.IDisposable

説明

TP1ConnectionクラスはOpenTP1と対話する機能を提供します。

メソッドの一覧

名称	説明
Begin()	ローカルトランザクションの開始要求を行います。
Commit()	ローカルトランザクションのコミット要求を行います。
Dispose()	コネクションをコネクションプールに戻します。
Execute(Hitachi.OpenTP1.Connector.RpcInfo, Hitachi.OpenTP1.IRecord, Hitachi.OpenTP1.IRecord)	リモートプロシジャコール（RPC）機能を実行します。
Rollback()	ローカルトランザクションのロールバック要求を行います。

●Begin

説明

ローカルトランザクションの開始要求を行います。

宣言

【C#の場合】

public void Begin(
);

【Visual Basicの場合】

Public Sub Begin( _
)

【J#の場合】

public void Begin(
);

【COBOL言語の場合】

IDENTIFICATION DIVISION.
METHOD-ID. Begin PUBLIC.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
PROCEDURE DIVISION.
END METHOD Begin.

パラメタ

なし

戻り値

なし

例外

Hitachi.OpenTP1.Connector.TP1ConnectorException

ローカルトランザクションの開始に失敗しました。

または，コネクションがすでに閉じれらています。

　

●Commit

説明

ローカルトランザクションのコミット要求を行います。

宣言

【C#の場合】

public void Commit(
);

【Visual Basicの場合】

Public Sub Commit( _
)

【J#の場合】

public void Commit(
);

【COBOL言語の場合】

IDENTIFICATION DIVISION.
METHOD-ID. Commit PUBLIC.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
PROCEDURE DIVISION.
END METHOD Commit.

パラメタ

なし

戻り値

なし

例外

Hitachi.OpenTP1.Connector.TP1ConnectorException

ローカルトランザクションのコミットに失敗しました。

または，コネクションがすでに閉じられています。

　

●Dispose

説明

コネクションをコネクションプールに戻します。

宣言

【C#の場合】

public sealed virtual void Dispose(
);

【Visual Basicの場合】

Public Overrides NotOverridable Overridable Sub Dispose( _
)

【J#の場合】

public final void Dispose(
);

【COBOL言語の場合】

IDENTIFICATION DIVISION.
METHOD-ID. Dispose PUBLIC IS FINAL.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
PROCEDURE DIVISION.
END METHOD Dispose.

パラメタ

なし

戻り値

なし

例外

なし

注意事項

コネクションをコネクションプールに戻します。

コネクションをコネクションプールに戻したあと，このオブジェクトに対してさまざまな処理を実行するとTP1ConnectorExceptionがスローされます。

　

●Execute

説明

リモートプロシジャコール（RPC）機能を実行します。

宣言

【C#の場合】

public System.Boolean Execute(
  Hitachi.OpenTP1.Connector.RpcInfo rpcInfo,
  Hitachi.OpenTP1.IRecord input,
  Hitachi.OpenTP1.IRecord output
);

【Visual Basicの場合】

Public Function Execute( _
  ByVal rpcInfo As Hitachi.OpenTP1.Connector.RpcInfo, _
  ByVal input As Hitachi.OpenTP1.IRecord, _
  ByVal output As Hitachi.OpenTP1.IRecord _
) As System.Boolean

【J#の場合】

public System.Boolean Execute(
  Hitachi.OpenTP1.Connector.RpcInfo rpcInfo,
  Hitachi.OpenTP1.IRecord input,
  Hitachi.OpenTP1.IRecord output
);

【COBOL言語の場合】

ENVIRONMENT DIVISION.
CONFIGURATION SECTION.
REPOSITORY.
  CLASS RPCINFO AS ‘Hitachi.OpenTP1.Connector.RpcInfo’.
  CLASS IRECORD AS ‘Hitachi.OpenTP1.IRecord’.
IDENTIFICATION DIVISION.
METHOD-ID. Execute PUBLIC.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
01 rpcInfo USAGE IS OBJECT REFERENCE RPCINFO.
01 input USAGE OBJECT REFERENCE IRECORD.
01 output USAGE OBJECT REFERENCE IRECORD.
01 RESULT USAGE IS LOGICAL.
PROCEDURE DIVISION USING BY VALUE rpcInfo BY VALUE input
                         BY VALUE output RETURNING RESULT.
END METHOD.

パラメタ

rpcInfo

リモートプロシジャコール（RPC）機能を実行するために必要なさまざまな情報（サービスグループ名，サービス名など）を設定したRpcInfoオブジェクトを設定します。

input

入力用の情報を格納したIRecordオブジェクトを設定します。

output

出力用の情報を格納したIRecordオブジェクトを設定します。

戻り値

リモートプロシジャコール（RPC）に成功した場合はtrueが返されます。

また，その場合はoutputにRPC応答電文の内容を設定します。

例外

Hitachi.OpenTP1.Connector.TP1ConnectorException

次のどれかの場合に発生します。

• コネクションがすでに閉じられています。
• 指定された引数が不正です。
• リモートプロシジャコール（RPC）機能の実行に失敗しました。

注意事項

Executeメソッドは，inputに指定された内容を入力電文として，またoutputに指定された内容を出力電文としてrpcInfoのプロパティ値に従って，リモートプロシジャコール（RPC）機能を実行します。

　

●Rollback

説明

ローカルトランザクションのロールバック要求を行います。

宣言

【C#の場合】

public void Rollback(
);

【Visual Basicの場合】

Public Sub Rollback( _
)

【J#の場合】

public void Rollback(
);

【COBOL言語の場合】

IDENTIFICATION DIVISION.
METHOD-ID. Rollback PUBLIC.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
PROCEDURE DIVISION.
END METHOD Rollback.

パラメタ

なし

戻り値

なし

例外

Hitachi.OpenTP1.Connector.TP1ConnectorException

ローカルトランザクションのロールバックに失敗しました。

または，コネクションがすでに閉じられています。