分散トランザクション処理機能 TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引
Connector .NETは,.NETインタフェース定義またはサービス定義からTP1 Service Proxy(TSP)を自動生成できます。
TSPは,コネクションを意識しないでOpenTP1のサービスを利用できるプロキシクラスです。OpenTP1のサービスを利用する操作を仮想化することで,WebサービスやWebアプリケーションなどからOpenTP1のサービスが利用できるようになります。
また,OpenTP1上のサービスをASP.NET XML Webサービスとして公開するためのASP.NET XML Webサービスクラスを自動生成できます。これによって,SOAPプロトコルでOpenTP1のサービスを利用できるようになります。
サーバUAPの種別によって,TSP自動生成機能を使用するために用いるインタフェース情報および運用コマンドが異なります。次の表に,サーバUAPの種別ごとの入力情報と運用コマンドを示します。
表1-9 TSP自動生成機能を使用する際の入力情報と運用コマンド
サーバUAPの種別 | 入力元のインタフェース情報 | 運用コマンド |
---|---|---|
.NETインタフェース定義を利用したSPP.NET | .NETインタフェース定義 | TSP生成コマンド(.NETインタフェース定義用)(if2tsp) |
SPP,または.NETインタフェース定義を利用しないSPP.NET | サービス定義 | TSP生成コマンド(サービス定義用)(spp2tsp) |
TSP自動生成機能を使用すると,次のファイルが生成されます。
TSP自動生成機能によって生成されたTSPを実行するためには,次の環境が必要です。
TSPを実行する手順を次に示します。
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