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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


5.4.2 トレース情報の出力

TP1/LiNKは,ユーザサーバの動作を確認するために,次のトレース情報を取得します。

ここでは,これらのトレース情報を出力する方法について説明します。トレース情報を出力するときは,[TP1/LiNKオペレーション]ウィンドウの[トレース情報表示(I)...]ボタンをクリックして[TP1/LiNKトレース情報表示]ダイアログボックスを開きます。

〈この項の構成〉

(1) RPCトレースを編集出力できます

ユーザサーバ間の通信(RPC)の履歴情報のことをRPCトレースといいます。

RPCトレースを取得するときは,事前に[システム環境設定]ウィンドウの[トレース取得(L)]チェックボックスをオンにするか,各UAPの[SPP詳細設定]ダイアログボックスまたは[SUP詳細設定]ダイアログボックスの[RPCトレースを取得するファイルの容量(J)]に値を設定して,RPCトレースを取得する指定をしてください。

RPCトレースを編集出力するときは,[TP1/LiNKトレース情報表示]ダイアログボックスの[RPCトレース(R)]オプションボタンをオンにして,編集出力するための操作をしてください。

(2) UAPトレースを編集出力できます

ユーザサーバが異常終了または強制終了した場合,そのユーザサーバの処理に関する情報をTP1/LiNKが自動的に出力します。この情報をUAPトレースといいます。UAPトレースを編集出力するときは,[TP1/LiNKトレース情報表示]ダイアログボックスの[UAPトレース(U)]オプションボタンをオンにして,編集出力するための操作をしてください。

RPCトレースとUAPトレースの出力方法については,「6.4.2 トレース情報の出力」を参照してください。