5.1.6 utomhpsvc(MHPへのサービス要求)
- 〈この項の構成〉
(1) 名称
MHPへのサービス要求
(2) 形式
utomhpsvc 〔-t MCF受信メッセージヘッダファイル名〕 〔-n〕サービスグループ名 サービス名 MCF受信メッセージファイル名
(3) 機能
MCFシミュレート機能使用時,MHPに対して特定のサービスの実行を要求します。サービス要求先のMHPは,オンラインテスタが提供するMCFシミュレート関数ライブラリと結合させた,シミュレートMHPとして起動している必要があります。
テストモードで起動していないMHPにサービス要求した場合は,コマンドエラーとなります。また,テストモードで動作するSPPにサービス要求した場合,その動作は保証しません。
サービス要求後,システム共通定義のRPC最大応答待ち時間(watch_timeオペランドの指定値)を超えて応答がない場合は,送受信タイムアウトになり,コマンドを受け付けません。
(4) オプション
-
-t MCF受信メッセージヘッダファイル名 〜〈1〜14文字の英数字〉
受信メッセージに付けるヘッダセグメントを格納した,MCF受信メッセージファイルの名称を指定します。
このオプションの指定を省略すると,受信メッセージにヘッダセグメントを付けません。
-
-n
指定したサービスを,非トランザクションMHPとして実行します。このオプションの指定を省略すると,サービスはトランザクションMHPとして実行します。
(5) コマンド引数
-
サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
実行するサービスのあるサービスグループの名称を指定します。
-
サービス名 〜〈1〜31文字の識別子〉
実行するサービスの名称を指定します。
-
MCF受信メッセージファイル名 〜〈1〜14文字の英数字〉
受信メッセージを格納した,MCF受信メッセージファイルの名称を指定します。