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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


5.1.5 utols(テスト状況の表示)

〈この項の構成〉

(1) 名称

テスト状況の表示

(2) 形式

utols 〔サーバ名〔サーバ名〕…〕

(3) 機能

テスタサービスが管理しているテストUAPの状態を標準出力に出力します。ただし,出力対象がない場合は,何も出力しません。

utolsコマンドは,テスタサービスが起動中のときだけ使用できます。

(4) コマンド引数

(5) 出力形式

[図データ]

  1. 該当するUAPのテストモード情報(ユーザサービス定義のtest_modeオペランドの指定)を次のどれかで表示します。

    target:test_mode=targetで起動

    usable:test_mode=usableで起動

    dmyspp:test_mode=dmysppで起動

    simmhp:test_mode=simmhpで起動

  2. UAPを起動したユーザのテストユーザID

    UAPのテストモードがusableの場合は,'****'を表示します。

  3. サーバ名(8文字以内)

  4. サービスグループ名(31文字以内)

    サービスグループの指定がない場合は,何も表示しません。

  5. UAPと連動しているデバッガ名(8文字以内)

    デバッガと連動していない場合は,何も表示しません。

(6) 注意事項

テスト対象のUAPが起動中,または停止中に,そのUAPを強制停止させた場合やOpenTP1システムが即時停止した場合,起動していないUAPや停止済みのUAPについての情報を表示することがあります。この場合,誤って表示されたUAPを再度起動すると,正しい情報が表示されます。