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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


5.1.4 utofilout(テスタファイルの編集出力)

〈この項の構成〉

(1) 名称

テスタファイルの編集出力

(2) 形式

utofilout -k テスタファイル種別 テスタファイル名

(3) 機能

指定したテスタファイルの内容を,指定したテスタファイル種別のデータ形式で編集して,標準出力に出力します。

テスタファイル種別には,編集出力するテスタファイルの種別を指定します。異なるテスタファイル種別を指定すると,指定したテスタファイル種別のデータ形式で編集し,編集できるデータであれば編集結果を出力します。編集できないデータの場合は,コマンドエラーとなります。

(4) オプション

(5) コマンド引数

(6) 出力形式(-kオプションにRRQを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

RPC要求データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

応答領域長

RPC要求データファイルのヘッダに指定した応答領域長(10進数 単位:バイト)

データ長

RPC要求データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(7) 出力形式(-kオプションにRRTを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

RPC応答データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

データ長

RPC応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(8) 出力形式(-kオプションにXRQを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

XATMI要求データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

呼出し種別

XATMI要求データファイルのヘッダに指定した呼出し種別(最大7文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

フラグ

XATMI要求データファイルのヘッダに指定したフラグ(8けた)

タイプ

XATMI要求データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

サブタイプ

XATMI要求データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

データ長

XATMI要求データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(9) 出力形式(-kオプションにXRTを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

XATMI応答データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

タイプ

XATMI応答データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

サブタイプ

XATMI応答データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

終了コード

XATMI応答データファイルのヘッダに指定したサービス終了コード(8けた)

リターンコード

XATMI応答データファイルのヘッダに指定したリターンコード(10進数 最大11けた)

データ長

XATMI応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(10) 出力形式(-kオプションにXRVを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

タイプ

XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

サブタイプ

XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

イベントフラグ

XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したイベントフラグ(8けた)

データ長

XATMI受信データファイル,およびXATMI応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(11) 出力形式(-kオプションにNRVを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. ユーザデータ

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. ユーザデータのロケーション

  6. ユーザデータの16進数表示部

  7. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

MCF受信メッセージファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

論理端末名称

MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定した論理端末名称(最大8文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

マップ名称

MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したマップ名称(最大8文字)

文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。

セグメント種別

MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したセグメント種別(1文字)

文字が設定されていない場合は'****'を表示します。

データ長

MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)

(12) 出力形式(-kオプションにCOMを指定した場合)

[図データ]

(凡例)
  1. ファイル情報

  2. データ番号

  3. 固有情報データ

  4. 標準出力データ(ユーザデータ)

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  5. 標準エラー出力データ(ユーザデータ)

    同じデータの場合には,次のように表示します。

    (最初に一致したデータのロケーション)

    −(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA

  6. ユーザデータのロケーション

  7. ユーザデータの16進数表示部

  8. ユーザデータのASCII文字表示部

(説明)
ファイル種別

運用コマンド結果データファイルのテスタファイル種別の表示

ファイル名称

指定したテスタファイルパス名(最大64文字)

データ番号

ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)

コマンド結果コード

運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定したコマンド結果コード(10進数 最大11けた)

標準出力データ長

運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定した標準出力文字列のデータ長(10進数 単位:バイト)

標準エラー出力データ長

運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定した標準エラー出力文字列のデータ長(10進数 単位:バイト)