5.1.4 utofilout(テスタファイルの編集出力)
- 〈この項の構成〉
(1) 名称
テスタファイルの編集出力
(2) 形式
utofilout -k テスタファイル種別 テスタファイル名
(3) 機能
指定したテスタファイルの内容を,指定したテスタファイル種別のデータ形式で編集して,標準出力に出力します。
テスタファイル種別には,編集出力するテスタファイルの種別を指定します。異なるテスタファイル種別を指定すると,指定したテスタファイル種別のデータ形式で編集し,編集できるデータであれば編集結果を出力します。編集できないデータの場合は,コマンドエラーとなります。
(4) オプション
-
-k テスタファイル種別
編集出力するテスタファイルの種別を指定します。指定できるテスタファイル種別を次に示します。
RRQ:RPC要求データファイル
RRT:RPC応答データファイル
XRQ:XATMI要求データファイル
XRT:XATMI応答データファイル
XRV:XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイル
- NRV:MCF受信メッセージファイル
-
(非同期型受信メッセージファイル,および同期型受信メッセージファイル)
COM:運用コマンド結果データファイル
(5) コマンド引数
-
テスタファイル名 〜〈パス名〉
編集するテスタファイルの名称を指定します。
(6) 出力形式(-kオプションにRRQを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
RPC要求データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- 応答領域長
-
RPC要求データファイルのヘッダに指定した応答領域長(10進数 単位:バイト)
- データ長
-
RPC要求データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにRRQを指定した場合の出力例
(7) 出力形式(-kオプションにRRTを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
RPC応答データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- データ長
-
RPC応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにRRTを指定した場合の出力例
(8) 出力形式(-kオプションにXRQを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
XATMI要求データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- 呼出し種別
-
XATMI要求データファイルのヘッダに指定した呼出し種別(最大7文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- フラグ
-
XATMI要求データファイルのヘッダに指定したフラグ(8けた)
- タイプ
-
XATMI要求データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- サブタイプ
-
XATMI要求データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- データ長
-
XATMI要求データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにXRQを指定した場合の出力例
(9) 出力形式(-kオプションにXRTを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
XATMI応答データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- タイプ
-
XATMI応答データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- サブタイプ
-
XATMI応答データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- 終了コード
-
XATMI応答データファイルのヘッダに指定したサービス終了コード(8けた)
- リターンコード
-
XATMI応答データファイルのヘッダに指定したリターンコード(10進数 最大11けた)
- データ長
-
XATMI応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにXRTを指定した場合の出力例
(10) 出力形式(-kオプションにXRVを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- タイプ
-
XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したバッファタイプ(最大8文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- サブタイプ
-
XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したバッファサブタイプ(最大16文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- イベントフラグ
-
XATMI受信データファイル,およびXATMI送信データファイルのヘッダに指定したイベントフラグ(8けた)
- データ長
-
XATMI受信データファイル,およびXATMI応答データファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにXRVを指定した場合の出力例
(11) 出力形式(-kオプションにNRVを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
ユーザデータ
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
MCF受信メッセージファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- 論理端末名称
-
MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定した論理端末名称(最大8文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- マップ名称
-
MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したマップ名称(最大8文字)
文字列が設定されていない場合は'****'を表示します。
- セグメント種別
-
MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したセグメント種別(1文字)
文字が設定されていない場合は'****'を表示します。
- データ長
-
MCF受信メッセージファイルのヘッダに指定したデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにNRVを指定した場合の出力例
(12) 出力形式(-kオプションにCOMを指定した場合)
- (凡例)
-
-
ファイル情報
-
データ番号
-
固有情報データ
-
標準出力データ(ユーザデータ)
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
標準エラー出力データ(ユーザデータ)
同じデータの場合には,次のように表示します。
(最初に一致したデータのロケーション)
−(最後に一致したデータのロケーション):SAME DATA
-
ユーザデータのロケーション
-
ユーザデータの16進数表示部
-
ユーザデータのASCII文字表示部
-
- (説明)
-
- ファイル種別
-
運用コマンド結果データファイルのテスタファイル種別の表示
- ファイル名称
-
指定したテスタファイルパス名(最大64文字)
- データ番号
-
ファイルの先頭から付けた一連のデータ番号(最大10けた)
- コマンド結果コード
-
運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定したコマンド結果コード(10進数 最大11けた)
- 標準出力データ長
-
運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定した標準出力文字列のデータ長(10進数 単位:バイト)
- 標準エラー出力データ長
-
運用コマンド結果データファイルのヘッダに指定した標準エラー出力文字列のデータ長(10進数 単位:バイト)
-
-kオプションにCOMを指定した場合の出力例