分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説
クラスタ/並列システム形態にマルチノード機能を使うと,次のような操作ができます。コマンドについてはマニュアル「OpenTP1 運用と操作」を,関数についてはマニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。
一つのOpenTP1ノードから,コマンドを入力して,複数のOpenTP1システムをマルチノードサブエリア単位に開始させたり終了させたりできます。マルチノードサブエリアを開始させる場合はdcmstartコマンドを,終了させる場合はdcmstopコマンドを実行します。
一つのOpenTP1ノードから,マルチノードエリアにあるOpenTP1ノードの状態を知ることができます。OpenTP1ノードの状態を知りたい場合は,dcndlsコマンドを実行します。
OpenTP1ノードの状態はUAPから関数(dc_adm_get_nd_status_××××関数)を使って知ることもできます。
一つのOpenTP1ノードから,OpenTP1ノードにあるユーザサーバの状態を知ることができます。OpenTP1ノードの状態を知りたい場合は,UAPから関数(dc_adm_get_sv_status_××××関数)を呼び出します。
一つのOpenTP1ノードから,マルチノードエリアを構成するすべてのOpenTP1ノードのノード識別子,または指定したマルチノードサブエリアに属するOpenTP1ノードのノード識別子を知ることができます。OpenTP1ノードのノード識別子を知りたい場合は,UAPから関数(dc_adm_get_nodeconf_××××関数,dc_adm_get_node_id関数)を呼び出します。
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