Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller
消込情報をDBに格納するために,次のテーブルの格納領域を用意します。
収納サービスの種類 | テーブルの種別 | テーブル名 |
---|---|---|
地方税・地公体料金,一般料金 | 消込情報格納用テーブル | HMPNKyyyyyyyy |
国庫金 | 国庫金消込情報格納用テーブル | HMPNKyyyyyyyy |
ユーザー用RDエリアは,ほかのテーブルと合わせて一つの領域を確保することもできますが,テーブルごとに異なる領域を確保することもできます。ただし,MPNセンタから消込依頼電文(国庫金の場合,国庫金消込依頼電文)を受信するごとに情報が増加するため,消込情報格納用テーブルまたは国庫金消込情報格納用テーブルと,そのほかのテーブルの格納領域を別に確保することを推奨します。
ユーザー用RDエリアは,次の計算式から算出します。
ユーザー用RDエリア(バイト)=消込情報のレコード数(レコード)×1レコード当たりの最大サイズ(バイト)×1.25 |
次に,消込情報のレコード数,および1レコード当たりの最大サイズの考え方について説明します。
消込情報は,次のようなタイミングで取得されます。
図A-5 消込情報を登録するタイミング(オンラインの場合)
1日に受信する消込依頼電文(国庫金の場合は,国庫金消込依頼電文)の件数によって,取得する消込情報のレコード数が決まります。
消込情報のレコード数(レコード)=a+b |
消込情報格納用テーブルまたは国庫金消込情報格納用テーブルの1レコード当たりの最大サイズは,760バイトです。ユーザー用RDエリアのサイズを算出する場合には,1レコード当たりの最大サイズで見積もる必要があります。なお,これらのテーブルには可変長項目が含まれていますが,全体サイズに大きな影響はありません。
(1)および(2)の値を利用して,消込情報格納用テーブルまたは国庫金消込情報格納用テーブルのユーザー用RDエリアを算出します。
次にユーザー用RDエリアの計算式を示します。
ユーザー用RDエリア(バイト)=(a+b)×760×1.25 |
ユーザー用RDエリアの算出例を次に示します。
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