Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller
収納カウンタ情報をDBに格納するために,次の収納カウンタ情報格納用テーブルの格納領域を用意します。なお,このテーブルは,通信サーバfor Billerに一つだけ必要です。
テーブルの種別 | テーブル名 |
---|---|
収納カウンタ情報格納用テーブル | HMPNC00000000 |
なお,収納カウンタ情報格納用テーブルだけを格納するユーザー用RDエリアを一つ確保することもできますが,そのほかのユーザー用RDエリアとまとめて確保することもできます。
ユーザー用RDエリアは,次の計算式から算出します。
ユーザー用RDエリア(バイト)=収納カウンタ情報のレコード数(レコード)×1レコード当たりの最大サイズ(バイト)×1.25 |
次に,収納カウンタ情報のレコード数,および1レコード当たりの最大サイズの考え方について説明します。
収納カウンタ情報は,通信サーバfor Billerの閉局時または収納カウンタ情報取得コマンド(hmpncntget)実行時に,次のようなタイミングで1回だけ取得されます。
図A-2 収納カウンタ情報を取得するタイミング(通信サーバfor Billerの閉局時)
閉局時にMPNセンタから通知される収納カウンタ情報には,当日分と前日分の2日分の情報を含みますが,2日分の情報が1レコードとして記録されます。
次に,収納カウンタ情報のレコード数の計算式を示します。
収納カウンタ情報のレコード数(レコード)=a+b |
収納カウンタ情報格納用テーブルの1レコード当たりの最大サイズは,144バイトです。ユーザー用RDエリアのサイズを算出する場合には,1レコード当たりの最大サイズで見積もる必要があります。
(1)で算出した値,および(2)の1レコード当たりの最大サイズを利用して,収納カウンタ情報格納用テーブルのユーザー用RDエリアを算出します。収納カウンタ情報格納用テーブルの項目には,可変長項目は含まれません。
次にユーザー用RDエリアの計算式を示します。
ユーザー用RDエリア(バイト)=(a+b)×144×1.25 |
ユーザー用RDエリアの算出例を次に示します。
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