Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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4.5.4 LANの状態設定ファイルの作成

サーバの切り離しおよび接続を制御するためにHAモニタが使用するのがLANの状態設定ファイルです。HA構成の場合,系切り替えの設定として,OpenTP1用のLANの状態設定ファイルを必ず作成してください。また,HiRDB用のLANの状態設定ファイルについては,必要に応じて作成してください。なお,HiRDBと通信サーバfor Billerが別のマシンにセットアップされている場合,HiRDB用のLANの状態設定ファイルは不要です。

次に示すLANの状態設定ファイルをHAモニタの環境設定用ディレクトリの下に作成します。HAモニタの環境設定用ディレクトリは,HAモニタの定義ファイルの格納先と同じです。

表4-52 LANの状態設定ファイル

ファイルの形式 説明
(サーバ識別名).up LANを接続する場合に使用します。
(サーバ識別名).down LANを切り離す場合に使用します。

サンプルファイルの格納先,および各設定ファイルの記述方法については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。

また,LANの状態設定ファイルの記述例については,「4.7 定義ファイルの記述例(通信サーバfor Biller単独でのHA構成の場合)」または,「4.8 定義ファイルの記述例(通信サーバBaseと通信サーバfor Biller双方でのHA構成の場合)」を参照してください。