Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
Groupmaxサーバ環境設定コマンド(gsesetコマンド)とは,システム管理者が実施する次に示す作業を支援するコマンドです。
- 初期設定パラメタの作成
- 構成変更パラメタの作成
- 再編成パラメタの作成
- 再構成パラメタの作成
通常,システム管理者は上記のパラメタ中の項目を一つずつ指定します。しかし,gsesetコマンドを使用すると,簡単な入力情報を指定するだけで上記のパラメタが作成できます。これによって,システム管理者がパラメタを作成するときの負荷を軽減できます。ただし,既にGroupmax Version 6のGroupmaxサーバ環境設定コマンドで作成したパラメタファイルを基に作成したデータベースを構成変更する場合,gsesetコマンドでは,新しいプログラムを追加するための構成変更パラメタだけが作成できます。
また,上記のパラメタを入力して作成されるシステム構成のシステム共通定義,及びカーネルパラメタの変更情報(カーネルパラメタの見積もり値)もファイルに出力されます。初期設定パラメタを作成する場合は,データベースの割り当て容量も標準出力に出力されます。
なお,gsesetコマンドで作成されるファイルのオーナ及びグループは起動ユーザと同じとなります。ファイルモードは644となります。
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