Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
xodsetupコマンドで,オブジェクトサーバをOSに登録します。xodsetupコマンドは一つのマシン上に一つのオブジェクトサーバをOSに登録することができます。一つのマシン上に複数のオブジェクトサーバを環境設定する機能については,「付録J マルチオブジェクトサーバ(マルチOMS)(High-end Object Server)(HP-UXを御利用の場合)」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 環境変数の設定
- (2) xodsetupコマンドの実行
スーパユーザの環境に次に示す環境変数を設定してください。
- XODDIR:オブジェクトサーバのホームディレクトリを〈パス名〉で指定してください。
xodsetupコマンドを実行して,オブジェクトサーバをOSに登録します。xodsetupコマンドの実行例を次に示します。
- xodsetupコマンドを〈パス名〉で実行する場合
/usr/HiOODB/bin/xodsetup $XODDIR- /usr/HiOODB/binにカレントディレクトリを移してxodsetupコマンドを実行する場合
cd /usr/HiOODB/bin xodsetup $XODDIRなお,xodsetupコマンドを実行すると,/etc/inittabファイル内にオブジェクトサーバの一部である「prcd」が登録されます。
- <参考> prcdプロセスとオブジェクトサーバの自動起動
- オブジェクトサーバの起動コマンドであるxodstartコマンドは,prcdプロセスが既に起動されていることを前提に動作します。オブジェクトサーバを自動起動させる場合,UNIXのpsコマンドを使用しprcdプロセスが存在していることを確認した後,prcdプロセスの起動が完了するのを待つため数分待って,xodstartコマンドを発行してください。なお,タイミングの要因でxodstartコマンドが失敗することがあります。この場合は,数秒の間隔を空け,xodstartコマンドの発行を数回再試行してください。
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