Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


3.1 Webサーバで使用するコマンドの一覧

Webサーバで使用するコマンドの一覧を次の表に示します。

Webサーバの運用で使用するコマンド

コマンド名称

要約

概要説明

htpasswd

ユーザー名とパスワードのパスワードファイルへの登録およびパスワードの変更

パスワードファイルにユーザー名、パスワードを登録します。パスワードを変更したり、パスワードファイルに登録されたユーザー名を削除したりできます。

httpsd

Webサーバの起動、再起動、停止およびサービスの登録、削除

コマンドプロンプトから、Webサーバを起動、停止および再起動します。

hwstraceinfo

内部トレースの採取

アプリケーションプログラムの実行時やリクエスト受け取り時など、システムで発生した事象を採取します。

logresolve

アクセスログファイル内のIPアドレスのホスト名への変換

レコードの先頭がIPアドレスであるアクセスログファイル内のIPアドレスをホスト名に変換し、新規ログファイルに出力します。

SSLによる認証、暗号化で使用するコマンド

コマンド名称

要約

概要説明

hwscertutil cert -outform

証明書の形式変換

証明書の形式を変換します。

hwscertutil cert -text

証明書の内容表示

証明書ファイルの内容を表示します。

hwscertutil req

証明書発行要求(CSR)の内容表示

証明書発行要求(CSR)の内容を表示します。

hwscertutil reqgen

証明書発行要求(CSR)の作成

証明書発行要求(CSR)を作成します。ここで作成したCSRファイルをCAに提出して、署名済みの証明書を発行してもらいます。

hwskeygen

Webサーバの秘密鍵の作成

Webサーバの秘密鍵を作成します。作成したWebサーバの秘密鍵のファイルは、SSLCertificateKeyFileディレクティブに指定します。

sslpasswd

パスワード付きサーバ秘密鍵のパスワードファイル作成

パスワードによって保護されているサーバ秘密鍵を使用する場合、サーバ起動時のパスワード入力を省略できます。

重要
  • コマンドの引数には、各コマンドで指定できる値を指定してください。それ以外の値が指定された場合、動作は保証されません。

  • コマンドが正常に終了しても、エラーが発生している場合があります。メッセージログやスタックトレースログを確認してください。