Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドUNIX®用)


5.2 ソフトウェアロードバランサーを設定する

リクエストの負荷分散をするために、Web Serverをソフトウェアロードバランサーとして使用する場合に必要な設定をします。リモートホストにノードを作成して(create-node-ssh)、ノード上にWebサーバを構築します(create-webserver)。リモートホストの準備が完了したら、ローカルホストと、リモートホストに構築した関連先のクラスターとのサーバ間関連を作成します(create-relation)。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. asadminユーティリティーコマンドのcreate-node-sshサブコマンドを実行して、リモートホストにノードを作成します。

    asadmin --user ドメイン管理ユーザー --passwordfile パスワードファイルのパス
    create-node-ssh --nodehost リモートホストのIPアドレス
    --sshuser リモートホストのアカウント名 --sshkeyfile ~/.ssh/id_rsa
    --installdir Application Serverのインストールディレクトリー/javaeeの絶対パス 作成するノード名

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command create-node-ssh executed successfully.
  2. asadminユーティリティーコマンドのcreate-webserverサブコマンドを実行して、リモートホストに作成したノードにWebサーバを構築します。

    asadmin create-webserver --node 作成したノード名 構築するWebサーバ名

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command create-webserver executed successfully.
  3. asadminユーティリティーコマンドのcreate-relationサブコマンドを実行して、サーバ間関連を作成します。

    asadmin create-relation --relationtype redirect 
    --from 構築したWebサーバ名 
    --to 構築済みの関連先のクラスター名 
    --properties path=/:network-listener=http-listener-1
    作成するサーバ間関連の関連名

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command create-relation executed successfully.
  4. 性能を考慮して静的コンテンツをWebサーバに配置する場合は、Webサーバのドキュメントルートディレクトリーに静的コンテンツを格納します。

    Webサーバのドキュメントルートディレクトリーは、Application Serverのインストールディレクトリー/javaee/glassfish/nodes/ノード名/Webサーバ名/root/htdocsです。

  5. 複数のリクエストを送信して、Application Serverに正しく振り分けられているかをWebサーバのリクエストログの転送先IPアドレスとポート番号で確認します。

    次のファイルを参照してください。ファイル名のxには可変値が付与されます。

    Application Serverのインストールディレクトリー/javaee/logs/nodes/ノード名/Webサーバ名/hwsrequest.x

    Webサーバのリクエストログの出力例を次に示します。

    [時刻] (サーバスレッドID) proxy : 転送先IPアドレス:ポート番号 : req send(メッセージテキスト)(メッセージテキスト)