4.4.1 Application Serverのインストールの種類について
インストールの種類には、Application Serverがインストールされていないマシンにインストールする新規インストール、複数のApplication Serverを別のディレクトリーにインストールする複数インストール、V9以前のアプリケーション実行環境、またはV9以前のアプリケーション開発環境がインストールされているディレクトリーとは別のディレクトリーにApplication Serverをインストールする追加インストール、およびApplication Serverをアップデートする上書きインストールがあります。
Application Serverのインストールには、次の種類があります。
- 新規インストール
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Application Serverがインストールされていないマシンで、Application Serverをインストールすることです。
- 複数インストール
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Application Serverがインストール済みのマシンで、Application Serverを別のディレクトリーにインストールすることです。
マシン内にApplication Serverを共存させる運用をする場合に使用します。例えば、1台のマシンに異なるバージョンのApplication Serverを共存させて、アップデート前の実行環境を残したまま、アップデート後の実行環境へ移行することもできます。
- 追加インストール
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V9以前のアプリケーション実行環境、またはV9以前のアプリケーション開発環境がインストール済みのマシンで、V10以降のApplication Serverを別のディレクトリーにインストールすることです。
マシン内に異なるバージョン、または異なるエディションのApplication Serverを共存させる運用をする場合に使用します。例えば、V9以前のアプリケーション開発環境が構築済みのマシンで、V10以降のApplication Serverを別ディレクトリーに追加インストールできます。
- 上書きインストール
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Application Serverがインストール済みのマシンで、アップデートするApplication Serverを同じディレクトリーにインストールすることです。インストール済みのApplication Serverは上書きされます。