Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


7.3.4 V9以前のアプリケーション開発環境が構築済みのマシンにApplication Server for Developersを追加インストールする

V9以前のアプリケーション開発環境が構築済みのマシンに、V10以降のApplication Server for Developersを同じマシンの別のディレクトリーに追加インストールするには、製品の提供媒体から[日立総合インストーラ]ダイアログボックスを起動し、表示される画面の指示に従って実行します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. Windowsサービスを設定し、構築されているV9以前のアプリケーション開発環境の次のサービスを停止して、手動起動に設定します。

    • Cosminexus Management Server - Administration Agent

    • Cosminexus Management Server

    • HiRDB/EmbeddedEdition _CS0

  2. 製品の提供媒体を該当するドライブにセットします。

    [日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されます。

    [日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されない場合は、[エクスプローラー]を使用して、該当するドライブ:\HCD_INST.EXEをダブルクリックしてください。

  3. インストールする製品(Hitachi Application Server for Developers)を選択した状態で、[インストール実行]ボタンをクリックします。

  4. [インストール処理開始の確認]ダイアログボックスでインストール開始のメッセージを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    再頒布ライブラリー(Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package)がインストールされていない場合は、[セットアップの準備]ダイアログボックスで、再頒布ライブラリーのインストールを示すメッセージが表示されます。そのまま、再頒布ライブラリーをインストールします。再頒布ライブラリーのインストールの失敗を通知するメッセージが出力された場合は、メッセージの内容に従ってください。

  5. [インストール先の選択]ダイアログボックスで、[インストール先のフォルダー]を確認し、必要に応じて[参照]ボタンをクリックして、[フォルダーの選択]ダイアログボックスでインストール先を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

    [インストール先のフォルダー]のデフォルト値は、システムドライブ\Hitachi\APServerです。

    指定できる文字の長さは、半角で115文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-_以外は指定できません。また、C:/Program Files (x86)のOSのデフォルトのパスについては、半角丸括弧()が使用できます。

  6. [インストール先の選択]ダイアログボックスで、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [表示名]ダイアログボックスで、スタートメニューやアンインストール情報に表示する名称を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    デフォルト値は、APServerです。

    指定できる文字の長さは、半角で40文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-_以外は指定できません。

  8. [機能の選択]ダイアログボックスで、標準のボタンをクリックします。

    • 標準は、すべてのプログラムをインストール対象とします。推奨機能です。

      インストールする機能を選択しないで[次へ]ボタンをクリックした場合も、標準と同じ動作になります。

    • カスタムは、選択したプログラムをインストール対象とします。Application Server for Developersの機能に詳しいユーザーやシステム管理者のための機能です。

      カスタムのボタンをクリックすると、[プログラムの選択]ダイアログボックスが表示されます。インストールしないプログラムのチェックを外して、[次へ]ボタンをクリックします。

  9. 製品同梱のEclipseをインストールする場合は[Eclipseをインストールする。]をチェックして[次へ]ボタンをクリックします。

    Application Server for Developersが提供するEclipseのプラグイン機能以外のEclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については、ユーザーで調査および対処してください。

    Eclipseをインストールした場合、Eclipseがセットアップされ、デスクトップにeclipseのショートカットが作成されます。セットアップされるEclipseにはBabel日本語ランゲージパックが適用されます。

  10. [インストールの開始]ダイアログボックスで、現在の設定の内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    現在の設定には、次の項目が表示されます。

    • アプリケーション名

      メモ

      選択したプログラム以外に、Hitachi Application Server - Base、およびHitachi Developer's Kit for Javaが必ず表示されます。

    • 表示名

    • インストール先

    • プログラムフォルダ

    • インストールタイプ

      [機能の選択]ダイアログボックスで選択した機能と、インストールするプログラムが表示されます。標準を選択した場合は標準インストール、カスタムを選択した場合はカスタムインストールと表示されます。

    全プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスと、各プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスが表示され、インストールが完了すると、[セットアップの完了]ダイアログボックスが表示されます。

  11. [セットアップの完了]ダイアログボックスで、[完了]ボタンをクリックします。

    OSを再起動するかどうかを確認する画面が表示されます。

  12. [はい]ボタンをクリックします。

    OSが再起動し、Application Server for Developersのインストールが完了します。

    インストールが完了すると、デフォルトのデバッグ環境がセットアップされます。

    メモ

    デフォルトのデバッグ環境のセットアップに失敗した場合、手動でデバッグ環境を作成してください。