7.3.3 Application Server for Developersを複数インストールする
Application Server for Developersを同じマシンの別のディレクトリーに複数インストールするには、製品の提供媒体から[日立総合インストーラ]ダイアログボックスを起動し、[検出された製品の確認]ダイアログボックスで、[この製品の新しいコピーをインストールする]ラジオボタンを選択します。
前提条件
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管理者特権で実行する
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前提としているOS(OSのパッチを含む)のインストールが完了している
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Application Server for Developersが1つ以上インストールされている
想定ユーザー
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アプリケーション開発者
操作手順
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インストール済みのApplication Server for Developers上に、稼働中のサーバやドメインがある場合は、次の手順で停止します。
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asadminユーティリティーコマンドのstop-serversサブコマンドを実行して、Application Serverを停止します。
asadmin stop-servers
コマンドの実行結果を次に示します。
Command stop-servers executed successfully.
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asadminユーティリティーコマンドのstop-domainサブコマンドを実行して、ドメインを停止します。
asadmin stop-domain ドメイン名
コマンドの実行結果を次に示します。
Command stop-domain executed successfully.
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asadminユーティリティーコマンドのlist-domainsサブコマンドを実行して、ドメインの一覧を表示します。
asadmin list-domains
コマンドの実行結果を次に示します。停止したドメインのステータスがnot running になっていることを確認してください。
domain1 not running ドメイン名 not running Command list-domains executed successfully.
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Windowsサービスを設定し、インストールされているドメイン管理サーバ のサービスを手動起動に設定します。
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製品の提供媒体を該当するドライブにセットします。
[日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されます。
[日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されない場合は、[エクスプローラー]を使用して、該当するドライブ:\HCD_INST.EXEをダブルクリックしてください。
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インストールする製品(Hitachi Application Server for Developers)を選択した状態で、[インストール実行]ボタンをクリックします。
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[インストール処理開始の確認]ダイアログボックスでインストール開始のメッセージを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
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[検出された製品の確認]ダイアログボックスで、[この製品の新しいコピーをインストールする]ラジオボタンを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
再頒布ライブラリー(Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package)がインストールされていない場合は、[セットアップの準備]ダイアログボックスで、再頒布ライブラリーのインストールを示すメッセージが表示されます。そのまま、再頒布ライブラリーをインストールします。再頒布ライブラリーのインストールの失敗を通知するメッセージが出力された場合は、メッセージの内容に従ってください。
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[インストール先の選択]ダイアログボックスで、[インストール先のフォルダー]を確認し、必要に応じて[参照]ボタンをクリックして、[フォルダーの選択]ダイアログボックスでインストール先を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
[インストール先のフォルダー]のデフォルト値は、システムドライブ\Hitachi\APServer_nです。nには、日立総合インストーラによって自動的に採番された半角数字が設定されます。
指定できる文字の長さは、半角で115文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-、_以外は指定できません。また、C:/Program Files (x86)のOSのデフォルトのパスについては、半角丸括弧()が使用できます。
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[インストール先の選択]ダイアログボックスで、[次へ]ボタンをクリックします。
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[表示名]ダイアログボックスで、スタートメニューやアンインストール情報に表示する名称を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
デフォルト値は、APServer_nです。nには、日立総合インストーラによって自動的に採番された半角数字が設定されます。
指定できる文字の長さは、半角で40文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-、_以外は指定できません。
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[機能の選択]ダイアログボックスで、標準のボタンをクリックします。
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標準は、すべてのプログラムをインストール対象とします。推奨機能です。
インストールする機能を選択しないで[次へ]ボタンをクリックした場合も、標準と同じ動作になります。
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カスタムは、選択したプログラムをインストール対象とします。Application Server for Developersの機能に詳しいユーザーやシステム管理者のための機能です。
カスタムのボタンをクリックすると、[プログラムの選択]ダイアログボックスが表示されます。インストールしないプログラムのチェックを外して、[次へ]ボタンをクリックします。
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製品同梱のEclipseをインストールする場合は[Eclipseをインストールする。]をチェックして[次へ]ボタンをクリックします。
- 注
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Application Server for Developersが提供するEclipseのプラグイン機能以外のEclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については、ユーザーで調査および対処してください。
Eclipseをインストールした場合、Eclipseがセットアップされ、デスクトップにeclipseのショートカットが作成されます。セットアップされるEclipseにはBabel日本語ランゲージパックが適用されます。
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[インストールの開始]ダイアログボックスで、現在の設定の内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
現在の設定には、次の項目が表示されます。
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アプリケーション名
- メモ
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選択したプログラム以外に、Hitachi Application Server - Base、およびHitachi Developer's Kit for Javaが必ず表示されます。
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表示名
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インストール先
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プログラムフォルダ
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インストールタイプ
[機能の選択]ダイアログボックスで選択した機能と、インストールするプログラムが表示されます。標準を選択した場合は標準インストール、カスタムを選択した場合はカスタムインストールと表示されます。
全プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスと、各プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスが表示され、インストールが完了すると、[セットアップの完了]ダイアログボックスが表示されます。
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[セットアップの完了]ダイアログボックスで、[完了]ボタンをクリックします。
OSを再起動するかどうかを確認する画面が表示されます。
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[はい]ボタンをクリックします。
OSが再起動し、Application Server for Developersのインストールが完了します。