Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


4.4.4 V9以前のアプリケーション実行環境が構築済みのマシンにApplication Serverを追加インストールする

V9以前のアプリケーション実行環境が構築済みのマシンに、V10以降のApplication Serverを同じマシンの別のディレクトリーに追加インストールするには、製品の提供媒体から[日立総合インストーラ]ダイアログボックスを起動し、表示される画面の指示に従って実行します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. 製品の提供媒体を該当するドライブにセットします。

    [日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されます。

    [日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されない場合は、[エクスプローラー]を使用して、該当するドライブ:\HCD_INST.EXEをダブルクリックしてください。

  2. インストールする製品(Hitachi Application Server)を選択した状態で、[インストール実行]ボタンをクリックします。

  3. [インストール処理開始の確認]ダイアログボックスでインストール開始のメッセージを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    再頒布ライブラリー(Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package)がインストールされていない場合は、[セットアップの準備]ダイアログボックスで、再頒布ライブラリーのインストールを示すメッセージが表示されます。そのまま、再頒布ライブラリーをインストールします。再頒布ライブラリーのインストールの失敗を通知するメッセージが出力された場合は、メッセージの内容に従ってください。

  4. [インストール先の選択]ダイアログボックスで、[インストール先のフォルダー]を確認し、必要に応じて[参照]ボタンをクリックして、[フォルダーの選択]ダイアログボックスでインストール先を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

    [インストール先のフォルダー]のデフォルト値は、システムドライブ\Hitachi\APServerです。

    指定できる文字の長さは、半角で115文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-_以外は指定できません。また、C:/Program Files (x86)のOSのデフォルトのパスについては、半角丸括弧()が使用できます。

  5. [インストール先の選択]ダイアログボックスで、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. [表示名]ダイアログボックスで、スタートメニューやアンインストール情報に表示する名称を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    デフォルト値は、APServerです。

    指定できる文字の長さは、半角で40文字です。ただし、半角英数字、半角スペース、-_以外は指定できません。

  7. [機能の選択]ダイアログボックスで、標準のボタンをクリックします。

    • 標準は、すべてのプログラムをインストール対象とします。推奨機能です。

      インストールする機能を選択しないで[次へ]ボタンをクリックした場合も、標準と同じ動作になります。

    • カスタムは、選択したプログラムをインストール対象とします。Application Serverの機能に詳しいユーザーやシステム管理者のための機能です。

      カスタムのボタンをクリックすると、[プログラムの選択]ダイアログボックスが表示されます。インストールしないプログラムのチェックを外して、[次へ]ボタンをクリックします。

    • Redirectorは、Redirectorをインストール対象とします。リダイレクター機能をインストールするための機能です。

      Redirectorのボタンをクリックすると、[プログラムの選択]ダイアログボックスが表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [インストールの開始]ダイアログボックスで、現在の設定の内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    現在の設定には、次の項目が表示されます。

    • アプリケーション名

      メモ

      標準、およびカスタムの場合、選択したプログラム以外に、Hitachi Application Server - Base、およびHitachi Developer's Kit for Javaが必ず表示されます。

      Redirectorの場合、選択したプログラム以外に、Hitachi Application Server - Baseが必ず表示されます。

    • 表示名

    • インストール先

    • プログラムフォルダ

    • インストールタイプ

      [機能の選択]ダイアログボックスで選択した機能と、インストールするプログラムが表示されます。標準を選択した場合は標準インストール、カスタムを選択した場合はカスタムインストール、Redirectorを選択した場合はRedirectorインストールと表示されます。

    全プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスと、各プログラムのインストール状況を示すダイアログボックスが表示され、インストールが完了すると、[セットアップの完了]ダイアログボックスが表示されます。

  9. [セットアップの完了]ダイアログボックスで、[完了]ボタンをクリックします。

    OSを再起動するかどうかを確認する画面が表示されます。

  10. [はい]ボタンをクリックします。

    OSが再起動し、Application Serverのインストールが完了します。

    インストールが完了すると、サービス化されたドメイン管理サーバが起動され、デフォルトのドメインおよびノードが作成されます。