5.1.1 コマンドの一覧
サービスプラットフォームのコマンドの一覧を運用環境と実行環境に分けて表で示します。
- 〈この項の構成〉
(1) 運用環境で使用するコマンドの一覧
運用環境で使用するコマンドは次の場所に格納されています。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\bin
運用環境で使用するコマンドを次の表に示します。
|
機能の分類 |
コマンド |
説明 |
処理の分類 |
|
|---|---|---|---|---|
|
大分類 |
小分類 |
|||
|
管理系 |
ユーザ管理 |
指定された条件に従ってユーザ情報を変更します。 |
A |
|
|
リポジトリ管理 |
リポジトリ情報を標準出力に出力します。 |
C |
||
|
現在のリポジトリ情報とエクスポートしたリポジトリ情報の差分を標準出力に表示します。 |
C |
|||
|
リポジトリのインポート可否を検証します。 |
A |
|||
|
リポジトリ内の情報をZIP形式ファイルに出力したり,ZIP形式で保存された情報をリポジトリに展開したりします。 |
A |
|||
|
運用環境のリポジトリをアップデートします。 |
A |
|||
|
サービス管理 |
サービス情報を標準出力に出力します。また,cscsvcctlコマンドの引数に指定する値を調べます。 |
C |
||
|
サービス情報変更定義ファイルを出力または入力します。また,サービスアダプタに関するサービス情報を変更します。 |
A |
|||
|
環境管理 |
HCSC-Manager環境の復元に必要なファイルをバックアップします。 |
C |
||
|
HCSC-Manager環境のバックアップファイルを利用して環境を復元します。 |
A |
|||
|
構築系 |
サーバ構築 |
HCSCサーバのセットアップをします。 |
A |
|
|
HCSCサーバのアンセットアップをします。 |
A |
|||
|
HCSCコンポーネントの構築 |
HCSCコンポーネントを配備します。 |
A |
||
|
配備済みのHCSCコンポーネントを削除します。 |
A |
|||
|
サーバ定義設定,取得 |
(-operationオプションにsetを指定) |
HCSCサーバの定義情報を更新します。 |
B |
|
|
(-operationオプションにgetを指定) |
HCSCサーバの定義情報を取得します。 |
C |
||
|
定義ファイルの取得,設定,削除 |
csccmctl(-operationオプションにgetを指定) |
開発環境で設定した定義ファイルを取得します。 |
D |
|
|
csccmctl(-operationオプションにsetを指定) |
定義ファイルを運用環境上に設定します。 |
A |
||
|
csccmctl(-operationオプションにresetを指定) |
運用環境上に設定した定義ファイルを削除します。 |
A |
||
|
HCSCコンポーネント定義設定,取得 |
(-operationオプションにsetを指定) |
ユーザ定義受付の定義情報を更新します。 |
B |
|
|
(-operationオプションにgetを指定) |
ユーザ定義受付の定義情報を取得します。 |
C |
||
|
簡易セットアップ |
本番環境に適用できるシステムを容易に構築します。 |
A |
||
|
運用系 |
サーバ運用 |
HCSCサーバを起動します。 |
B |
|
|
HCSCサーバを停止します。 |
B |
|||
|
HCSCコンポーネント運用 |
HCSCコンポーネントを開始します。 |
B |
||
|
HCSCコンポーネントを停止します。 |
B |
|||
|
フォーマット定義およびデータ変換定義を事前キャッシュします。 |
C |
|||
|
標準受付およびユーザ定義受付 |
標準受付およびユーザ定義受付を開始します。 |
B |
||
|
標準受付およびユーザ定義受付を停止します。 |
B |
|||
|
状態確認 |
HCSCサーバ,標準受付,およびHCSCコンポーネントの状態を表示します |
C |
||
|
稼働確認 |
HCSCサーバのリソースの稼働情報を表示します。 |
C |
||
|
汎用 |
次に示す操作をします。
|
D |
||
|
指定された条件に従ってビジネスプロセス情報を検索しCSVまたはTSV形式で出力します。 |
C |
|||
|
指定された条件に従ってビジネスプロセスの実行履歴を削除します。 |
C |
|||
|
指定された条件に従って実行中のビジネスプロセスを再実行します。 |
C |
|||
|
HCSCサーバが管理しているアプリケーションを操作します。 |
C |
|||
|
ファイル連携 |
フォルダ運用 |
共通フォルダ内のファイルを参照します。 |
C |
|
|
共通フォルダ内のファイルを削除します。 |
B |
|||
|
作業フォルダを参照します。 |
C |
|||
|
作業フォルダを削除します。 |
B |
|||
|
ツール |
バージョンアップ |
指定した実行環境のHCSCサーバをバージョンアップします。 |
A |
|
|
メッセージトラッキング |
メッセージトラッキングを起動し,メッセージトラッキングプロンプトを表示します。 |
E |
||
- (凡例)
-
A:リポジトリ更新コマンド(実行時にリポジトリが更新されるコマンド)です。
B:サーバ更新コマンド(実行時にHCSCサーバの情報または状態が更新されるコマンド)です。
C:参照コマンド(実行時に情報を参照するだけのコマンド)です。HCSCサーバやリポジトリは更新されません。
D:オプションによって,サーバ更新コマンドか参照コマンドかが異なります。
E:リポジトリ更新,サーバ更新,参照のどれにも該当しないコマンドです。
(2) 実行環境で使用するコマンドの一覧
実行環境で使用するコマンドは次の場所に格納されています。
- csaftpで始まるコマンド
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-adapter\FTP\bin
- それ以外のコマンド
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\bin
実行環境で使用するコマンドを次の表に示します。
|
機能の分類 |
コマンド |
説明 |
処理の分類 |
|
|---|---|---|---|---|
|
大分類 |
小分類 |
|||
|
FTP連携 |
ユーザの登録,更新,取得 |
FTPアダプタに新規のユーザを登録します。 |
B |
|
|
FTPアダプタに登録されているユーザを削除します。 |
B |
|||
|
FTPアダプタに登録されているユーザを表示します。 |
C |
|||
|
FTPインバウンドアダプタに新規のユーザを登録します。 |
B |
|||
|
FTPインバウンドアダプタに登録されているユーザを削除します。 |
B |
|||
|
FTPインバウンドアダプタに登録されているユーザを表示します。 |
C |
|||
|
転送履歴 |
FTPインバウンドアダプタの転送履歴を表示します。 |
C |
||
|
メール連携 |
ユーザの登録,更新,取得 |
メールアダプタアカウント定義ファイルにユーザ情報を登録(または更新)します。 |
B |
|
|
メールアダプタアカウント定義ファイルに登録されているユーザ情報を削除します。 |
B |
|||
|
メールアダプタアカウント定義ファイルに登録されているユーザ情報を表示します。 |
C |
|||
|
公開鍵認証 |
秘密鍵の情報の登録,更新,取得 |
公開鍵認証情報に秘密鍵の情報を登録(または更新)します。 |
B |
|
|
公開鍵認証情報に登録されている秘密鍵の情報を削除します。 |
B |
|||
|
公開鍵認証情報に登録されている秘密鍵の情報を表示します。 |
C |
|||
|
パスワード認証 |
ユーザの登録,更新,取得 |
パスワード認証情報にユーザおよびパスワードを登録(または更新)します。 |
B |
|
|
パスワード認証情報に登録されているユーザおよびパスワードを削除します。 |
B |
|||
|
パスワード認証情報に登録されているユーザおよびパスワードを表示します。 |
C |
|||
|
アカウント情報 |
ユーザの登録,更新,取得 |
HTTPアダプタアカウント定義ファイルにアカウント情報を登録(または更新)します。 |
B |
|
|
HTTPアダプタアカウント定義ファイルに登録されているアカウント情報を削除します。 |
B |
|||
|
HTTPアダプタアカウント定義ファイルに登録されているアカウント認証のユーザ情報を表示します。 |
C |
|||
- (凡例)
-
B:サーバ更新コマンド(実行時にHCSCサーバの情報または状態が更新されるコマンド)です。
C:参照コマンド(実行時に情報を参照するだけのコマンド)です。HCSCサーバやリポジトリは更新されません。