16.2.18 javax.xml.ws.ServiceModeアノテーション
javax.xml.ws.ServiceModeアノテーションでは,プロバイダがアクセスする対象がプロトコルメッセージのペイロード(SOAPボディ)だけなのか,プロトコルメッセージ全体(SOAPエンベロープ)なのかを指定します。
javax.xml.ws.ServiceModeアノテーションは,Webサービス開始時に参照されるだけです。hwsgenコマンドの実行時には解釈されません。
(1) value要素(javax.xml.ws.ServiceMode)
value要素には,javax.xml.ws.Service.Mode.MESSAGEまたはjavax.xml.ws.Service.Mode.PAYLOADを指定します。デフォルト値はjavax.xml.ws.Service.Mode.PAYLOADです。
javax.xml.ws.Service.Mode.MESSAGEを指定するとプロトコルメッセージのすべてが,javax.xml.ws.Service.Mode.PAYLOADを指定するとプロトコルメッセージのペイロードだけが,プロバイダのインスタンスに渡されます。