10.1 動作定義ファイル
ログやタイムアウトの設定などは動作定義ファイルに記述します。動作定義ファイルは,次の2種類があります。
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システム共通の動作を設定するための定義ファイルです。一つだけあります。
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プロセス固有の動作を設定する場合に作成する定義ファイルです。固有の設定が必要なプロセスごとに作成します。例えば,J2EEサーバごとに設定を変更したい場合や,Webサービスクライアントに設定を変更したい場合に作成します。
また,一部の定義については,Webサービスクライアントにメッセージコンテキストを取得して定義できます。メッセージコンテキストとして指定できる定義については,「19.2.5(1) メッセージコンテキストのプロパティのサポート範囲」を参照してください。
ここでは,動作定義ファイルの記述規則,および各定義ファイルの設定について説明します。