Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


9.1 仮想化システムで使用するコマンドの一覧

仮想化システムで使用するコマンドの一覧を次の表に示します。

表9‒1 仮想化システムで使用するコマンドの一覧

コマンド名称

分類

概要

アカウントごとの実行可否

コマンド

サブコマンド

仮想サーバマネージャ管理者

システム構築者

rasetup

仮想サーバへのセットアップ・アンセットアップ

仮想サーバマネージャと連携して仮想サーバ上にシステム環境をセットアップまたはアンセットアップする機能を呼び出します。

vmiaccount

create

システム構築者アカウントの追加

仮想サーバマネージャにシステム構築者アカウントを追加します。

×

delete

システム構築者アカウントの削除

仮想サーバマネージャからシステム構築者アカウントを削除します。

×

help

vmiaccountコマンドのヘルプ表示

vmiaccountコマンドのヘルプを表示します。

list

システム構築者アカウントの一覧表示

仮想サーバマネージャに登録されているシステム構築者アカウントの一覧を表示します。

×

password

システム構築者アカウントのパスワード変更

システム構築者アカウントのパスワードを変更します。

※1

vmiunit

attach

仮想サーバグループの登録

管理ユニットに仮想サーバグループを登録します。

※2

block

管理ユニットまたは仮想サーバグループの閉塞

管理ユニットまたは仮想サーバグループを閉塞します。

※2

compare

登録済みの定義ディレクトリとの内容比較

定義ディレクトリの内容を比較します。

※2

detach

仮想サーバグループの登録解除

仮想サーバグループの登録を解除します。

※2

export

定義ディレクトリの取り出し

管理ユニットに登録されている定義ディレクトリを取り出します。

※2

help

vmiunitコマンドのヘルプ表示

vmiunitコマンドのヘルプを表示します。

import

定義ディレクトリの取り込みまたは内容変更

管理ユニットに定義ディレクトリを取り込みます。または,管理ユニットに登録済みの定義ディレクトリの内容を変更します。

※2

info

管理ユニットの情報表示

管理ユニットの情報を表示します。

※2

list

管理ユニットまたは仮想サーバグループに属する仮想サーバの一覧表示

管理ユニットまたは仮想サーバグループに属する仮想サーバの一覧を表示します。

※2

mark

仮想サーバグループの障害マークの設定

仮想サーバグループに障害マークを設定します。

※2

script

仮想サーバのユーザスクリプトの実行

仮想サーバでユーザスクリプトを実行します。

※2

start

管理ユニットまたは仮想サーバグループの起動(業務の開始)

管理ユニットまたは仮想サーバグループに属する仮想サーバを一括起動して業務を開始します。

※2

status

管理ユニットまたは仮想サーバグループの状態表示

管理ユニットまたは仮想サーバグループの状態を表示します。

※2

stop

管理ユニットまたは仮想サーバグループの停止(業務の停止)

管理ユニットまたは仮想サーバグループに属する仮想サーバを一括停止し業務を停止します。

※2

unblock

管理ユニットまたは仮想サーバグループの閉塞解除

管理ユニットまたは仮想サーバグループの閉塞を解除します。

※2

unmark

仮想サーバグループの障害マークの設定解除

仮想サーバグループから障害マークを除去します。

※2

update

管理ユニットに属する仮想サーバへの定義ディレクトリの反映

管理ユニットに属するすべての仮想サーバに,定義ディレクトリを反映します。

※2

vmiunitadmin

changeowner

管理ユニットの所有者の変更

管理ユニットの所有者を変更します。

×

create

管理ユニットの作成

仮想サーバマネージャに管理ユニットを作成します。

delete

管理ユニットの削除

仮想サーバマネージャから管理ユニットを削除します。

※2

help

vmiunitaコマンドのヘルプ表示

vmiunitaコマンドのヘルプを表示します。

list

管理ユニットの一覧表示

仮想サーバマネージャに作成されている管理ユニットの一覧を表示します。

×

(凡例)○:実行できる。 ×:実行できない。 −:該当しない。

注※1 自分のシステム構築者アカウントのパスワードだけを変更できます。

注※2 システム構築者アカウントが所有する管理ユニット,および所有する管理ユニットに属する仮想サーバに対して操作できます。

注意事項

運用管理エージェントまたはManagement Serverの起動に続けて,運用管理コマンド(mngsvrutil)またはSmart Composer機能などでManagement Serverにアクセスする場合,事前に次のどちらかの対策をしてください。

  • 運用管理エージェントまたはManagement Serverの起動時に同期実行を有効にし起動に続けてコマンドを実行する。

  • mngsvrutil checkまたはadminagentcheckコマンドで,Management Serverまたは運用管理エージェントが起動済みであることを確認する。