vmiunit attach(仮想サーバグループの登録)
形式
vmiunit attach [共通引数] -unit <管理ユニット名> -f <仮想サーバグループ情報ファイル>
機能
管理ユニットに仮想サーバグループを登録します。仮想サーバグループ内の仮想サーバが管理ユニットに登録されます。
引数
- -unit <管理ユニット名>
-
仮想サーバの登録先となる管理ユニットの名称を指定します。
- -f <仮想サーバグループ情報ファイル>
-
仮想サーバグループ情報ファイルのパスを指定します。仮想サーバグループ情報ファイルの内容に従って,仮想サーバが管理ユニットに登録されます。仮想サーバグループ情報ファイルには,仮想サーバグループの名称や,仮想サーバのIPアドレス(仮想サーバ識別子,仮想サーバの業務用IPアドレス),仮想サーバを割り当てるティアなどの情報を指定します。
入力例
vmiunit attach -unit gyoumu01 -f virtualserver-info.xml
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
警告終了しました。
- 2:
-
排他エラーが発生しました。
- 64:
-
異常終了しました。
エラーおよび警告条件
項番 |
エラー・警告条件 |
戻り値 |
---|---|---|
1 |
指定された管理ユニットがありません。 |
64 |
2 |
指定された仮想サーバグループ情報ファイルのファイル形式が不正です。 |
64 |
3 |
指定された管理ユニットに定義ディレクトリが登録されていません。 |
64 |
4 |
すでに同じ名称の仮想サーバグループがあります。 |
1 |
5 |
ティア識別子が一致しません。 |
64 |
6 |
仮想サーバグループ情報ファイル内でIPアドレス(仮想サーバ識別子または業務用IPアドレス)が重複しています。 |
64 |
7 |
仮想サーバグループ情報ファイルに指定された仮想サーバ識別子は,仮想サーバ識別子,または業務用IPアドレスとして管理ユニットにすでに登録されています。 |
64 |
8 |
仮想サーバグループ情報ファイルに指定された業務用IPアドレスは,仮想サーバ識別子,または業務用IPアドレスとして管理ユニットにすでに登録されています。 |
64 |
9 |
仮想サーバグループ情報ファイルに指定された仮想サーバ識別子は,仮想サーバ識別子,または業務用IPアドレスとしてほかの管理ユニットですでに登録されています。 |
64 |
10 |
仮想サーバグループ情報ファイルに指定された業務用IPアドレスは,仮想サーバ識別子,または業務用IPアドレスとしてほかの管理ユニットですでに登録されています。 |
64 |
11 |
実行待ち時間が超過しました。 |
2 |
注意事項
-
仮想サーバグループがすでに登録されている場合に,同じ名称で内容が異なる仮想サーバグループを登録すると,警告メッセージが出力され,その仮想サーバグループは無視されます。
-
仮想サーバグループ情報ファイルが登録済みの場合に,仮想サーバ情報を追加するときは,次のどちらかの操作を実施してください。
-
登録時に使用した仮想サーバグループ情報ファイルに仮想サーバを追記して,そのファイルを再登録する
-
追加する仮想サーバ情報だけを記述した仮想サーバグループ情報ファイルを作成して登録する
-
-
このコマンドを実行する前に,vmiunitコマンドにサブコマンドimportを指定して実行し,管理ユニットに定義ディレクトリを登録しておいてください。また,仮想サーバグループ情報ファイルで指定するティア識別子は,定義ディレクトリを構成するティア別定義ディレクトリのディレクトリ名(ティア識別子)と一致している必要があります。