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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


rasetup(仮想サーバへのセットアップ・アンセットアップ)

〈このページの構成〉

形式

セットアップする場合(形式1)
rasetup -vm -dir <定義ファイル格納ディレクトリ>
アンセットアップする場合(形式2)
rasetup -vm -clean
セットアップの完了を確認する場合(形式3)
rasetup -vm -check

機能

仮想サーバマネージャと連携して,仮想サーバ上にシステム環境をセットアップまたはアンセットアップする機能を呼び出して実行します。このコマンド実行時のログファイルの出力先,ファイルサイズなどは,rasetup.cfgで設定します。rasetup.cfgについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「9.2.2 rasetup.cfg(rasetupコマンド用設定ファイル)」を参照してください。

引数

-vm

仮想サーバへのセットアップまたはアンセットアップする機能を使用します。必ず指定してください。

-dir <定義ファイル格納ディレクトリ>

システム環境のセットアップで使用する定義ファイルを格納したディレクトリを指定します。

-clean

rasetup -vmコマンドでセットアップしたシステム環境をアンセットアップします。

-check

システム環境のセットアップ処理が完了したかどうかを確認します。

システムのセットアップ処理が完了していない(未構築の状態,または前回の構築で失敗した状態)場合,コマンドは終了コード103で終了します。

戻り値

注意事項