Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


7.3.9 collect

引数に指定されたファイルなどを収集します。"-t"オプションに,パフォーマンストレーサ,CTM以外の論理サーバが指定された場合は,エラーになります。

サブコマンドcollectに指定できる引数を次に示します。

表7‒10 サブコマンドcollectに指定できる引数

引数

説明

ターゲット指定

論理サーバ

ホスト

allPrfTraces

運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサについて性能解析トレースを収集します。

prfTrace

指定されたパフォーマンストレーサ,または指定されたホスト内のパフォーマンストレーサについて性能解析トレースを収集します。

allCtmStatistics

運用管理ドメイン内のすべてのCTMについて稼働統計情報を収集します。

ctmStatistics

指定されたCTM,または指定されたホスト内のCTMについて稼働統計情報を収集します。

snapshot [n]

指定されたホスト内のsnapshotログを収集します。

(凡例)

○:指定できます。

−:指定できません。

注※

[n]は,次のどれかを指定します。

1:一次送付資料となるsnapshotログを収集します。

2:二次送付資料となるsnapshotログおよび性能解析トレースファイルを収集します。

省略:すべてを対象にsnapshotログおよび性能解析トレースファイルを収集します。

collectでは,次の3種類の操作を実行できます。

注※

日付の形式は,次のどれかになります。

・yyyyMMddHHmmss

・yyyyMMddHHmmss+hhmm

・yyyyMMddHHmmss-hhmm