7.3.10 change
引数に指定した同時実行スレッド数の設定項目の値を変更します。"-t"オプションで,J2EEサーバを指定する必要があります。
サブコマンドchangeに指定できる引数を次に示します。
引数に"webAppThreadCtrl"が指定された場合,"-t"オプションで指定されたJ2EEサーバに属するWebアプリケーションの同時実行スレッド数を動的に制御します。
引数"webApplicationContextRoot"はWebアプリケーション(J2EEアプリケーションのWar)のコンテキストルートおよび同時実行スレッド数の各値を設定します。Webアプリケーションのコンテキストルートの値は,サブコマンドget webAppsで取得できます。コンテキストルートが設定されていない場合は,"/"(スラッシュ)を指定してください。
同時実行スレッド数の各値は,最大スレッド数,占有スレッド数,Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズの順にコンマ(,)で区切って指定します。
引数"maxThreads"(最大スレッド数),"exclusiveThreads"(占有スレッド数),および"queueSize"(Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズ)は,設定を変えない値は省略できますが,すべてを省略することはできません。
(例 占有スレッド数だけを変更したい場合:,20,)
同時スレッド数の各値は,次の範囲で指定します。
-
maxThreads(最大スレッド数)※:
1〜1024の範囲で,Webコンテナがリクエストを処理する同時実行数以下の値を指定します。
-
exclusiveThreads(占有スレッド数)※:
0〜1024の範囲で指定します。
-
queueSize(Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズ):
0〜2147483647の範囲で指定します。
注※ 最大スレッド数 >= 占有スレッド数
なお,動的変更した同時実行スレッド数の値は,J2EEアプリケーション実行中だけ有効です。