cjtestres(リソースの接続テスト)
形式
- データソースおよびメールの場合
cjtestres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type {datasource|mail} -resname <表示名> [-resname <表示名> ...]
- J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用するリソースアダプタの場合
cjtestres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -resname <表示名> [-resname <表示名> ...]
- アプリケーションに含めて使用するリソースアダプタの場合
cjtestres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <アプリケーション名> -type rar -resname <表示名> [-resname <表示名> ...]
機能
J2EEリソースアダプタ,メールおよびデータソースの接続テストをします。
リソースアダプタにコネクション定義が複数ある場合,すべてのコネクション定義に対して接続テストをします。コネクション定義のどれかでエラーが発生した場合でもすべてのコネクション定義に対して接続テストを実行します。
なお,Inboundリソースアダプタの接続テストはできません。
引数
- <サーバ名称>
-
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
- -nameserver <プロバイダURL>
-
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
指定内容の詳細については,「2.1.2 プロバイダURLについて」を参照してください。
- -name <アプリケーション名>
-
アプリケーションに含まれるリソースアダプタの接続テストをする場合に,アプリケーション名を指定します。
- -type {datasource|mail|rar}
-
接続テストの対象となるリソースの種別を指定します。
-
datasource:データソースファイル
-
mail:メール
-
rar:RARファイル
-
- -resname <表示名>
-
接続テストの対象となるデータソースファイル,メール,またはRARファイルの表示名を指定します。このオプションは,複数回指定できます。
入力例
- データソースの場合
cjtestres -type datasource -resname Myds1
- メールの場合
cjtestres -type mail -resname Mymail1
- J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用するリソースアダプタの場合
cjtestres -type rar -resname Myrar1
- アプリケーションに含めて使用するリソースアダプタの場合
cjtestres -name App1 -type rar -resname Myrar1
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
- 2:
-
排他エラーによってコマンドを実行できません。
- 3:
-
タイムアウトが発生しました。
- 9:
-
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。
注意事項
-
コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,コマンド名の直後にする必要があります。そのほかの引数は,サーバ名称より後ろ(サーバ名称を省略した場合はコマンド名の後ろ)にあれば順序は任意です。ただし,オプション名と値の順序の入れ替え(例:<表示名> -resname)やオプション名と値を非対応にすること(例:-nameserver <表示名> -resname <プロバイダURL>)はできません。
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コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。