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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


cjsetup(J2EEサーバのセットアップとアンセットアップ)

〈このページの構成〉

形式

セットアップの場合
cjsetup [<サーバ名称> [-compat <セットアップバージョン識別子>]]
アンセットアップの場合
cjsetup -d <サーバ名称>

機能

指定したサーバ名称のJ2EEサーバの環境をセットアップします。

次のディレクトリにセットアップしたJ2EEサーバ用のデフォルトのユーザ定義を作成します。

なお,-dオプションを指定した場合,次に示すJ2EEサーバの環境(ディレクトリおよびファイル)を削除します。

なお,作業用ディレクトリ,およびWebアプリケーションの格納用ディレクトリについては,ユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)のejb.public.directoryキーにデフォルト値以外が指定されていた場合,そのディレクトリ以下も削除します。

引数

<サーバ名称>

セットアップ,またはアンセットアップするJ2EEサーバのサーバ名称を指定します。

サーバ名称には,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_)またはハイフン(-)を使用できます。サーバ名称の先頭の文字は英数字でなければなりません。また,サーバ名称は,255文字以下,かつマニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.1 J2EEサーバの作業ディレクトリ」を参照して見積もった範囲内の長さで指定してください。

サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。ただし,アンセットアップ時は省略できません。また,ホスト名称にサーバ名称として使用できない文字が含まれている場合はエラーになります。

-compat <セットアップバージョン識別子>

指定したバージョンの互換モードに切り替えてJ2EEサーバを構築します。

-compatを指定しない場合,推奨モードでJ2EEサーバを構築します。

セットアップバージョン識別子にはV9を指定し,V9互換モードでJ2EEサーバを構築します。

セットアップバージョン識別子に何も指定しない場合,エラーメッセージKDJE40027-Iを出力し,コマンドオプションの書式エラーとなります。

セットアップバージョン識別子にV9以外の値を入力した場合,エラーメッセージKDJE40075-Eを出力し,エラーとなります。

JDK17を使用している環境の場合は,互換モードに切り替えることはできません。セットアップバージョン識別子が指定された場合は,エラーメッセージKDJE40078-Eを出力し,エラーとなります。

-d

J2EEサーバの環境を削除する場合に指定します。サーバ名称は省略できません。

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

異常終了しました。

注意事項