cjlistpool(コネクションプールの一覧表示)
形式
- J2EEリソースアダプタとしてデプロイされているリソースアダプタを指定する場合
cjlistpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resname <リソースアダプタの表示名> [-resname <リソースアダプタの表示名> ...]
- アプリケーションに含めて使用されるリソースアダプタを指定する場合
cjlistpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <アプリケーション名> -resname <リソースアダプタの表示名> [-resname <リソースアダプタの表示名> ...]
- すべてのリソースアダプタを指定する場合
cjlistpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resall
機能
- J2EEリソースアダプタとしてデプロイされているリソースアダプタを指定する場合
-
指定されたJ2EEリソースアダプタのコネクションプールの情報を標準出力に出力します。
一度に複数のリソースアダプタのコネクションプールの情報を表示できます。表示できないリソースアダプタがあった場合でも,すべてのリソースアダプタに対して表示を試みます。
- アプリケーションに含めて開始されているリソースアダプタを指定する場合
-
指定されたアプリケーションに含まれるリソースアダプタのコネクションプールの状態を標準出力に出力します。
一度に複数のリソースアダプタのコネクションプールの状態を表示できます。表示できないリソースアダプタがあった場合でも,すべてのリソースアダプタに対して表示を試みます。
- すべてのリソースアダプタを指定する場合
-
起動されているすべてのリソースアダプタのコネクションプールの情報を標準出力に出力します。
なお,無効なコネクションプールは出力されません。
引数
- <サーバ名称>
-
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
- -nameserver <プロバイダURL>
-
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
指定内容の詳細については,「2.1.2 プロバイダURLについて」を参照してください。
- -resname <リソースアダプタの表示名>
-
表示対象とするリソースアダプタの表示名を指定します。
Connector 1.5の場合,<リソースアダプタの表示名>!<コネクション定義識別子>で指定します。
- -name <アプリケーション名>
-
表示対象とするリソースアダプタを含んでいるアプリケーション名を指定します。
省略した場合,J2EEリソースアダプタとしてデプロイされているリソースアダプタが対象となります。
- -resall
-
すべてのリソースアダプタを表示対象とする場合に指定します。
出力形式
入力例
- 形式1
cjlistpool MyServer -resname Rar1
- 形式2
cjlistpool MyServer -name App1 -resname Rar1
- 形式3
cjlistpool MyServer -resall
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
- 3:
-
タイムアウトエラーが発生しました。
- 9:
-
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。
注意事項
-
コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,コマンド名の直後にする必要があります。そのほかの引数は,サーバ名称より後ろ(サーバ名称を省略した場合はコマンド名の後ろ)にあれば順序は任意です。ただし,オプション名と値の順序の入れ替え(例:<プロバイダURL> -nameserver)やオプション名と値を非対応にすること(例:-nameserver <リソースアダプタの表示名> -resname <プロバイダURL>)はできません。
-
コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。